30代、会社員を辞めてフリーランスになることを決めました!
こんにちは、やくしまです。
1ヶ月ぶりにnoteを開きました。
今日はかなり個人的な話を書きます。
フリーランスやってみることにしました!というお話です。
わたしはこれまで、約10年のキャリアをだいたい会社員として過ごしてきました(だいたいというのは、転職歴が3回あり、スキマに離職していた時期もあるからです)
そんなわたしがこの決定に至るまで、なにが起きて、どんなことを考えたのか。
振り返り記録です。
きっかけは勤務先企業の状況変化
きっかけは勤務先企業の状況変化でした。
コストカット、経営陣の入れ替え、人員整理。
同僚もふくめ、10人20人と一気に人がいなくなる。
わずか数ヶ月の間に大きな環境変化がありました。
いろいろ目の当たりにし、学ぶもの、感じることがありました。
副業と転職活動
この「会社という船」は、いつ沈んでもおかしくない。
わたしは本業の業務をしつつ副業の許可を取り、転職エージェント3、4名とアポを取って面談を重ね、転職の軸を決め、履歴書・職務経歴書・ポートフォリオを作成しました。
ありがたいことに、状況を知った前職の役員が「ウチは出戻りもOKだからね」と声をかけてくださったり、元上司が心配して連絡をくださって、以前の勤務先に赴いたりもしました。
ところが。
頭では「一刻も早く沈みかけた船から脱出し、転職をして年収をあげつつ副業もできる環境にいくのが賢い方法だ」と考えるのに
なぜか気持ちがついてこなくて「ここに応募します」の一言がいえない。
どうにも動くことができない日が続きました。
無職のススメ
どうしても気分が乗らない。どうしよう。溜まりに溜まった200通もの求人票を前に焦るわたしに、夫がなにげない調子で一言。
「気分が乗らないなら転職活動しなくていいんじゃない?」
どういうこと???
「3ヶ月、それが無理なら1ヶ月。期限を区切ってその間は転職活動しないと決めて、無職をやってみたら?」
「家で引きこもってたら、何がやりたいって欲求がでてくるんじゃない?」
「たとえばやっぱり組織に属したいから転職活動しようとか、引きこもってるの平気だからフリーランスやろうとか」(※わたしの仕事は在宅で成立するもので、ここ数年はずっと在宅ワークをしています)
なるほど…?
無職をやってみる。いっけん能天気なようでいて、なにか大切なことを言い当てている気がして、この提案はわたしの心に残りました。
しかし、この時は漠然とした不安感から求人票を眺めるのをやめられず、引き続き仕事をしながら、転職やキャリア関連の情報もインプットしつづける…という中途半端な状況を続けてしまいます。
フリーランスで稼いでいる人に会いに行く
このままでは消耗するだけだ。なんとかこのモヤモヤから抜け出したい!
考えたわたしはフリーランスで稼いでいる人にアポをとりました。
いま振り返ると、この行動が転機となります。
一連の悩みをバーッと喋るわたしに、ひととおり聞いた彼は一言。
「シンプルに会社員卒業っすね。」
目からウロコでした。そうか、どこで働くか以前に、働き方の話だったのか…!
夫の言葉がここで繋がりました。「気分が乗らないなら、転職活動しなくていいんじゃない?」
どうして気分が乗らなかったのか。それは会社員という働き方自体に疑問が生じていたから。一気に視界が開けた瞬間です。
その日のうちに彼が送ってくれたメモには、こんなパワーワードが書かれていました。
シンプルに動こう
夫や彼が伝えてくれたこと。
それは、無職になれということではなくて
シンプルに動け。ということだと解釈しています。
やること、やらないことを決める。
やらないことは、やらない。
やると決めたことに、集中してエネルギーを注ぐ。
頭であれこれ考える、
情報収集をするフェーズはもう終わり。
飛び込んで経験してみて
自分の心がどう感じるか、確かめてみる。
そしたら次が見えてくる。
なにかを掴みたいなら
いま握っているものを手放すことが必要だ。
エネルギーが湧くのはどっち?
ここ数ヶ月たくさんの人と会い、会話をしてきました。そのなかで大切な視点に気づきます。
それは、気分が乗る=エネルギーが湧くのはどっち?ということ。
いくら頭で正攻法を理解できていても、エネルギーが湧かないことには動けない。ならば、エネルギーの向く方に動こう。
わたしは転職活動を中断し、勤務先に退職の申請を出しました。
フリーランスとして活動します!
決めた瞬間からいろんなことが動き出しました。
いまは新しい挑戦にわくわくしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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