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【雑記】12年ぶりに恩師と再会した話。3
こんにちは!さきです。
都内在住、PC1台でお仕事をする在宅フリーランスです。
さて本日も大学時代の恩師、フォトグラファーの先生と12年ぶりに偶然再会し、あれこれ話してきた日のことを書いていきます。
(記録に時差があるのは、連休中にPCに水をこぼすという信じられないアクシデントがあったため…いま、無事に動いてくれて心底ほっとしています。)
今日は「フリーランスどうしの会話」備忘録。学ぶことがたくさんありました!
セールスのスタンス
先生はフリーランスの広告フォトグラファーです。若い頃は海外で活躍し、今は大学で教鞭を取っているすごい人(この辺りの話、先生は全然してくれないのだけれど)。わたしはフリーランスのコミュニケーションプランナーです。
同じフリーランスでも「売り方」に明確に違いがあったのでそれについて書いていきます。
わたしはプランニングとかコーチングとか無形商材を扱う。かたちあるものはつくれない。だから「対話」をつうじて「自分という人間」を売るスタイルをとっています。
対して先生は「写真こそすべて」。俺がどうだなんて関係ないだろう、写真がすべてを語るんだ。といいます。つまり「かたちあるもの」だけで売っていくスタイル。
わたしから見れば先生は「先生ご自身の魅力で売れる」部分はおおいにある…のだけれど、これはクリエイターとしての矜持なのかもしれません。
なにを自分の提供価値と置くのか?スタンスがスタイルを作っていく。
愛想だけでは売れなくなる
「君も、今は若いからいいかもしれないけど、愛想だけでは売れなくなる」。グサッと来る一言です。
たしかに「人間性で売れる」要素の一つに「愛想」がありますが、それだけに頼るのは危険。有形のものと無形のもの、無形の中でも何を売りとするのか、そしてそれは「本質」なのか。見つめる視点は常に持っておきたいところです。
(愛想で売れる年齢はとっくに過ぎているし、もともと愛想ないタイプのつもりなんだけれど…そう見えてしまったのなら気をつけよう。「つもり(主観)」より「見え方(客観)」が結果なのだから。)
いいものは、何年経ってもいいんだ。
「君には武器があるじゃないか」。先生がいうのは、わたしの卒業制作。
「でも先生、わたしもう34ですよ?学生の頃の作品なんて。24歳の時ですら、学生時代の作品をポートフォリオに載せていいかちょっと悩んだのに(秒で載せたけど!)」
「なにいってんだ。いいものは、いくら時間が経とうといいんだ。」
衝撃でした。そうか。「いいものは、何年経ってもいい」という考え方。
わたしはいつしか「見せるものは常に最新」でなければと思い込んでいたのだけれど、最新のものだけに価値があるわけではない。むしろ普遍的に「いいものはいい」という考え方。それこそ目指しているところじゃなかったか?
価値を見出すのは買い手
考えてみればアーティストとか「15年前のヒット曲をきっかけに◯◯さんを知って、好きになった」とかあるわけで、自分では「古い」と思っても、それが「いい」「すき」と感じるのかどうかは相手次第です。
売りたいもの、売り方を決めるのは「自分」、そこに価値があるかどうかをジャッジするのは「相手」。そんなことを考えた金曜日でした。
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補足
今回載せた写真たちですが、わたしのスキルやセンスのなさが如実に出ております。
「君、写真には興味なかったもんなあ…まあ仕方ないさ」。学生時代に先生に言われた記憶が蘇ります。写真の授業はサボってばかり、出席日数が足りず、追加課題をお願いしてなんとか単位をもらったものです…!先生、あの時は本当にありがとうございました。
さいごに
とってもいいお天気の日に、はじめての街にでかけ、12年ぶりに30歳以上も歳の離れた人々と会話をしてきて、すごくいい1日でした!
先生方は皆さん70近いのだけれど、ふだん10代20代の学生と交流しているからか感覚がとてもお若い。大病を経験しながらも、からだの不調とか過去の栄光みたいな話題はあまりなくて「最近どう?」「これからは?」の話が多かったのが印象的でした。
ふだんの生活では触れ合わない人たちとコミュニケーションをとる。エネルギーや考え方に触れることは、仕事や人生を豊かにするうえで大切なことだなあと思いました。
ちなみにフォトグラファー先生は50代と思い込んでお話していたら「俺は68だぜ。」と言われたのが、この日一番の衝撃でした(見た目が異次元に若すぎる…どうなってるのか教えて欲しい…!)
長くなったので、この辺で!
最後までお読みいただきありがとうございました。
■プロフィール
書いた人:さき
1990年生まれ。広告マーケ業界の企画職出身。業界歴約10年、転職3回(4社経験)。2024年夏からフリーランスに転向。このnoteではフリーランスとしての日々や思考のアプトプットを記録していきます。
■過去記事はこちら。よろしければどうぞ。
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