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会社で働くということ

この間、会社という組織を肌で感じた。

私は元々就職する気はなかった。
けど、大学から進路のことで急かされて、就活をせざるをえない状況に誘導されてやっていた。

あの頃私は違うことに時間を使いすぎて、大学で学ぶことを怠っていたことにとても後悔している。
なぜ、バイトや外部活動ばかりに目を向けて過ごしていたのか。あんなに多額を大学に払ったのに。

就活は、頑張っている人には申し訳ないけど、やる気がなかった。
最初は就職先の会社が集まるイベントに参加してみて、もし興味のある会社があれば面接に行ってあげようと思っていたほどだ。
なんでそんなに強気なん。w

就活の考え方

正直、自分はどの会社でも入れると思っていた。
大手にもこだわっていないし、そもそも内定もらえなくても最悪バイトや自分で仕事とってこれる謎の自信があったのだ。

とりあえずおもしろそうな会社に応募して、自分は1点集中でやった。
その会社に本気で入りたいと思って面接にも取り組んだ。

面接に受からなくても落ち込んだことはあんまりない。
「私を取らなかったことを後悔しても知らんよ?」とか
「この会社は私みたいな人は探してなかったんやなぁ、きっとここに入ってもすぐに合わなくなるな」と思うようにしていた。(強気すぎる)

就活での苦悩とは

ただ、私の課題となったのは自己PRシートだ。
私は人の心を動かすような文章は得意ではない。(だからnoteで練習がてら更新している)
書きやすい文章と読みやすい文章は違う。

でも助けてくれる人がいた

そこで私は文章が得意な彼氏に手伝ってもらうことにした。
私の彼氏は、とてもロジック的な思考で、相手の考えていることを汲み取り双方のメリットになることを考えるような人だ。つまり私からしたら超人。
(私は、いい意味でも悪い意味でも考えるのがあまり好きではないので、この辺は彼氏を頼らせてもらっている)

彼の書いた文章は私の言いたいことが明確に分かりやすくまとめてある。
推敲を何度か繰り返し、私は行きたい就職先に郵送する。

数日後

二次面接の案内が届いた。
きっと合格したのだ。

二次面接は部長との面談。

そういえば、一次面談の時に私は泣いてしまった。
Zoomでの面談だったのだが、過去にアイドルをやっていたことを聞かれ「なぜ辞めたのか」を聞かれた。
真摯に答えていくうちに、涙がスーッと通ってしまい、カメラ越しでも見えただろう。
でも合格したから、涙は関係ないんだと、そんな会社が少し好きになった。

二次面接当日は、実は生理当日。
さらに腹痛も起こっていてずらしてもらえないかとお願いした。
これはきっと落とされると思った。
日時を合わせたのに、体調を壊すのは社会人として不十分だと思ったからだ。

でも人事の方は「別の日でもいいですよ」とチャンスを与えてくださった。
神様に見えて仕方がなかった。
私はお言葉に甘えて、日時を設定し直した。

豆知識

そういえば、私は面談が終わった後に毎回メールを送っていたような気がする。
「こんなことが勉強になりました」とか感想を都度送っていた。
これは、会社にとっては採用したくなる条件ではないだろうか?
誰に言われたわけでもないが、これは芸能界で先輩方に厳しく教わったことだ。
「人に会った後は、必ず当日中にメールを送りなさい」
芸能界で学んだ知識がここで活かしてくれた。

二次面接当日


私は初めて二次面接まで行ったので、緊張していた。(しかも生理1日目)

けど、全然大丈夫だった。
部長とフランクに話せたのだ。
「一つこれからのために教えてあげる。会社に入るということは、何かあなたが会社に貢献できることをアピールしないといけないよ。あなたが会社に期待することってなんだと思う?」
急にこの話をされて、衝撃を受けた。
これが本物の老舗会社か。

私は、必死に考えて「相手とコミュニケーションをとって、資料を分かりやすく作ることだと思います。」と必死に答えると、部長は笑った。
「わかった」そう言ってくれた。

そして、ほぼ採用が決定したのだ。

この経験で分かったことは、

  • 会社に自分が貢献できることは何か

  • 体調が悪くても対応次第でチャンスをくれる

  • 1点集中で行くべき

ということだ。

誰かの参考になればと思う。

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