THE QUIET MANを自分なりに再構築してみた:前編
どうしても吐き出しておきたくて書いた「THE QUIET MANの感想・考察・残された謎(ネタバレ満載につき要注意)」の記事ですが、多くの方に見ていただけたようで嬉しく思います。共感した!と言ってくださったかたもいて、書いてよかったなと思いました。本当に長くてすみませんでした(笑)。そしてありがとうございます。
あれから自分なりにいろいろ考え、「2周して本当のことがわかる」という面白いシステムはそのままに、もう少しモヤッとしないものがつくれないかな?と創作魂に火がついたので(笑)、試しにマンガ・カ・ケールでつくってみました。
気をつけたポイントは以下のとおりです。
●1周目でも完全に台詞なしにはせず、主人公が把握できなかった台詞のみを隠す(考察の手助けにしてもらうため)
●個人的にとても不憫に思えた兄貴分のキャラを救済する
●歌姫が主人公に思い入れを持つ理由をはっきりさせる
●ストーリーを通して主人公が成長するようにする
●2周目で、1周目において当然と思われていた部分をひっくり返す
これくらいできればモヤッとしないのではないかと考えました。それを踏まえて、THE QUIET MANをプレイしていないかたでも楽しめるように、全体的に短めに再構築しています。
クラブを舞台にし、耳の聞こえない少年と、彼の母に似た歌姫の話で、主人公に兄貴分のキャラがいるところまでは同じですが、誘拐から解決に至るまでの流れをかなり変えてありますので、新たな気持ちで読んでいただければと思います。(名前も似た感じに変更しています・笑)
では、お楽しみください。
これが1周目の内容になります。すべてが明らかになる!?2周目は次の記事にて……。