「海外挑戦をもっと身近に」大阪のバレーボール国際大会 【International Camp】
2023年8月、今までやりたいと思っていた事をやっと形にできた。
その名も「International Camp」
私は「スポーツを盛り上げたい」とはあまり思っていない。
それよりも、スポーツを通して「それぞれの人生を盛り上げたい」という思いが強い。
スポーツを通して
自分にはできないと思っていたことが出来た
とにかく楽しかった
自分の新しい一面を発見した
一生の友達が出来た
そんな体験をして、
新しい目標が出来たり、
今まで無理だと思っていたことに挑戦する活力が出てきたり、
自分の人生は自分が主役!!!!
これを身体中で感じて、みんなの活力になるような大会をしたいと考えていた。
バレー界でも海外へ行く選手はここ数年増えてきたが、海外挑戦をプロやトップレベルの選手だけのものにしたくない。
プロじゃなくても、「楽しくバレーをするため」に海外に行って良いし
社会人でも学生でも、誰でもチャンスがある世界にしたい。
ただ現実は、色々な壁がある事も理解している。
バレーボールで海外挑戦となると、ヨーロッパやアメリカにいきたいとイメージするが、プロではない人が欧米に行くとなると、お金も自分で出さなきゃいけないし、時間の確保も必要だ。
じゃあ、日本を含め、アジアの中で“海外バレー体験”ができる大会を作ればいいんじゃないか?
と思い、今回の大会開催を心に決めた。
アジア内であれば、数時間で飛ぶことができるし、渡航費も欧米へ行くよりかなり安い。
きっと同じような悩みを抱えている選手やチームがアジアには沢山いるはず。
その人達を集めて、まずはアジアの中で大会を作ろうと思った。
「まず第1回目は、私自身がコーディネートしやすい日本で開催しよう。そこにアジアの国からチームを呼ぼう」
と動き始めたが、色々な誤算があり(長いので割愛)、ハワイから大学生のチームが来日することになった。
今回の大会開催にあたって、千里金蘭大学のコーチにずっと相談に乗って頂いた。このチームは、もともと海外チームとの交流も盛んで、私が別の企画でアメリカの大学生チームを受け入れる時に、いつもお世話になっている。
相談の結果、千里金蘭大学の皆様にホスト校となっていただき、日本側の参加校のセッティングまでしてもらった。
バタバタと準備を進め、合計4日間のキャンプがスタート。
最初の2日間はチームごとに練習試合を行ったが
今回の目玉は最終日のMixed Match
Mixed Matchは日本人もアメリカ人も混合でチームを組み、総当たり戦で戦う。
今回、これをどうしてもやりたかった
なぜなら、言葉がうまく通じないチームメイトにどうコミュニケーションをとるのかを試行錯誤して欲しかったから。
初めてチームメイトになるメンバーとの試合は、それぞれの強みや弱みも分からない。
それをどう活かすのか、自分はどう活きるのか
違うチームからの寄せ集めだと、チームごとの共通認識も違う
それによって生じるズレをどう修正するのか
短い時間の中で、とても高いコニュニケーション能力が必要とされる。
しかし、短時間で燃え上がるからこそ、最初に取り上げたように
自分にはできないと思っていたことが出来た
とにかく楽しかった
自分の新しい一面を発見した
一生の友達が出来た
ここに繋がる。
混合マッチは大盛り上がり。
終わった時、ハワイの選手が
「自分のチームメイトよりも仲良くなっちゃった!ハワイに戻りたくないよ」って言っていたり、
「将来はまた日本に来たい、Vリーグでプレーしたい」
なんて話してくれて、彼女たちの心の震えがこちらまで伝わってきた。
やっと開催ができたこのキャンプ
2024年の3月に2回目、8月に3回目を開催をすべく、改めて準備中。
回を重ねるごとにパワーアップして、いつか大きな大会になればいいなぁ。
大会の様子を載せているインスタアカウントはこちら↓
大会希望者、アジアを含め海外チームへの繋がりが有り、ご協力頂ける方を現在募集しております。
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