マインドフルネス について。
先日、ヨガスタジオのメディテーションクラスなるものを、オンラインレッスンで受講した。
最近よく耳にする『 マインドフルネス 』。
なんとなく良さそうな響きだけれど、
イマイチ意味がよく分からない。
んー…精神統一、、、?
という漠然とした認識しかなかった。
オンラインレッスンの先生が話してくれたことが、腑におちるというか、素敵な内容だったので、備忘録というわけで記事に残します。
マインドフルネス
先生は、自身の『念』を大切にするという言い方をした。
念
読んで字の如く、まさに今の心。
ひとつの極端な生き方に固執して、人間としてのバランスを欠いてはいけない
仏教用語のひとつである、『中道(ちゅうどう)』という考え方があり、
マインドフルネスではその考え方を大切にしているとのこと。
快楽(怠慢)と苦行(鍛錬)
極端にどちらかに偏ることなく、その真ん中(中道)のバランスを保ちながら生きる。
過去と未来の間、そのバランスを担う今。
今年は梅雨明けが例年よりだいぶ遅れたせいで、いつまでも雨が降り続けていた時には、太陽があんなに恋しかったのに、
いざ梅雨が明け夏が始まると、あまりの日照り続きに、久しぶりの曇天にほっとする。
というような、
何事においても、バランスは大切であるということ。
受講したメディテーションクラスの内容としては、先述したようなマインドフルネスについての解説や、先生自身の解釈、
それからマインドフルネス瞑想といわれるものの実践。
瞑想といっても目は閉じない。
まず座り、自分が心地良い呼吸を見つける。
自然と行なっている呼吸を感じる。
そこを自分の軸とし(つまりは中道と捉えていいのかな、これは私の解釈。)座ることで心の動きを感じ、それによる自身の思考の癖に気づく。
気づいたら呼吸に戻る。
うとうと…として、戻る。
聞こえた音に反応して…戻る。
その繰り返し。
無になる、雑念を取り払う、ということはしなくて良い。
様々な念があって良いのだそうだ。
私の場合、座り始めたら途端に眠くなった。
何かしら動きを止めると眠くなるらしい、という気づき。
普段人と対することで発生する色んな感情を、頭の中でグチャグチャ考えていることが癖になっているから、
考えなくていいよ。
って、頭と心が拒否反応を起こして眠くなったのかな。
夜寝ることとは違う。
ただ座るという行為は、思考の整理と内省につながるのだな。
自己啓発っていうと、
ちょっと虚栄心のあるポジティブ思考、みたいに感じて余計に疲れてしまっていたけれど、
そういったものではなく、素直な自身の念に気づき、いいでも悪いでもなく受け入れてあげる。
と思うと、心に馴染んだ気がした。
1回目は10分。
2回目は5分。
座る。
思考を巡らす余地はなく、
ひたすらに睡魔がおそっていた。
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