見出し画像

小学校生活に向けてゆる練習法3選


子どもと接している中で、
気になる小学生は正直たくさんいます。


一人ひとりの良さをわかってあげたい!と
日々思ってはいますが…
現実問題そんな簡単なことではありません…


集団でいるとやっぱりいろんなところで
正直、思うことは出てきます。


そんなママ先生目線で気になる子の特徴と
そうならないためにおうちでできることを
今回は3つ伝えたいと思います。


気になっちゃう子と我が家のゆる練習法3選


1つ目は【自分から助けを求められない】子です。
例えば、忘れ物をした時に顕著に出ます。

「忘れたので貸してください。」
この一言が言えない子がたくさんいるなと思います。


大人からしたら簡単なことと
思うかもしれませんが、これが子どもからしたら
なかなか難しいこともあります。


言えない原因としては…
•先生に怒られると思っている
•他にも貸してもらえないのではないかという雰囲気
•言うのが恥ずかしい
など子によっていろいろあるとは思います。


「…忘れました。」だけいう子もいます。
だから、どうするかが、どうしてほしいのかが
抜けてるんですよね。



実際先生に気づいてもらう、
解決策を提示されるのを待ってる子が
多いように感じます。


そんな子どもたちを見る度に、
「忘れたから貸してください。」と言いにくるとか
「友達に借してもらうように頼むんだよ。」と
伝えてきました。


何回もその経験を重ねるうちに
助けを求めることができるようになる子も
増えてきます。


どんな理由があるとはいえ、
やっぱり忘れたら本人が困るんですよね。


困ったときに、人に頼れる力は
これから生きていく上で
必要な力ではないかなと思います。


先生たちもたくさんの人数の子を見ています。
一人ひとりに気配りをしているつもりでも
忙しくて気づかない時も正直あります。


一言、言ってくれるだけで
スムーズに物事が進むこともたくさんあります。


お家でも、「困った時は先生に言うんだよ。」
「友達に助けてもらおうね。」など
どうすれば解決できるかを子どもに教えたり、
話し合ったりすることをしていきたいですね。


ここでおうちでできる
簡単なゆる練習法を紹介します!


例えばお茶がほしい時に、
「お茶!」とだけ言う時ありませんか?笑
ここ練習ポイントです!笑


うちはよくあります。笑
なので、その都度、
「お茶がなに?」と聞き返してます。


ちょっと意地悪に感じるかもしれませんが、
どうしてほしいっていうことを
毎回最後まで伝える練習だと思って聞き返してます。


言いたいことがわかっていたとしても、
「はいはい、お茶ね。」と言って
入れてあげたくなる気持ちもわかりますが、


子どもの言葉が足りない時こそ、
どういうこと?と聞き返すことで、
子どもも言葉で伝えようとします。


些細なことですが、こういう小さな積み重ねが
大事なのではないかなと考えています。


ちなみに学校でもこんなやりとりの繰り返しで
できるようになって習慣になってきます。
なので、ぜひお家でも試してみてくださいね。


もちろん、子どもだけが頑張るのではなく、
先生も子どもが困っていることを
言いやすい雰囲気作りや関係づくりは
努力する必要があると思います。


お家でできること、学校でできること
協力しながら助け合える関係でありたいですね。


2つ目は【人のせいにする】子です。

忘れ物をした時、
「ママが入れるの忘れたからや!」
などと怒って言う子がいます。


こういう発言を聞くと
全部準備をおうちの人がしているのだなと感じます。
そして、これから心配だなと思います。


もちろん、小さい間はおうちの人がしたり、
手伝ったりすることは必要だと思います。


だけど、大人になるに向けて、自立していくにあたって、
自分で用意をすることを当たり前にしていかないと
いけないですよね。


大人になったら、特別な事情がある場合以外
誰もしてくれません。



自分で必要なものを用意して、
出かけていかないといけません。
自立に向けて働きかけていきたいですよね。


ここで未就学児の我が子がやってる練習法!
お出かけの時には必ず自分で
持っていくものを決めるてリュックに詰める!です。

何を持っていきたいかを考えて
それが入る大きさのカバンを選んで入れる!
そして自分で持つ!これだけです!



中身が重要なのではありません。
自分が持っていくものを決めて、準備をすると
いうことが大事だと思います。


お出かけの最中、自分で荷物を持つことも
意識して、大きすぎないか、重すぎないかも
考えて準備させます。



帰るときには、必ず持ってきたものが
全部入っているかも確認させるようにします。


持ち物を自分で管理するという力も
しっかりつけてあげたいなと思っています。


その練習の積み重ねが本格的に始まるのが
小学校くらいからかなと思います。


せっかく練習できるこの日々を
使わない手はありません!


だけど、あまりにも心配が勝って、
親が準備しすぎるとどんどん練習する機会を
奪ってしまうことになります。


さらに、自分でできていないのにもかかわらず、
自分はやっていないからこそ、
人のせいにしてしまうんですよね。


親としても、親のせいにされると、
せっかくあなたのために用意してあげたのに…と
腹が立ちませんか?


喧嘩になって、関係も悪くなるし
お互いにとって悪循環ですよね。


たとえ忘れ物をしたとしても、
少しずつ子どもの様子を見ながら、
自分で準備をする練習は積み重ねていきたいですね!


3つ目は【失敗を恐れている子】です。

失敗を極端に嫌がったり、
失敗したときに怒ったりする子がいます。

 

できないからやらない!と
初めから諦める子もいます。


何でもうまくやろうとしても、
大抵の事はできませんよね。大人だってそうです。


なのに、できると思って完璧を目指す子や
失敗しないようにやらない子がいます。


失敗を悪いことだと捉えていると、
どんどん挑戦することが怖くなって
前に踏み出すことができません。

一歩勇気を踏み出して
チャレンジしてみると、
案外できることもたくさんあるんですよね。


そんな経験をしてきてなかったり、
できないことにフォーカスを当てられるような
声かけをされてきたりするとなかなか勇気が出ません。


そうならないために、
失敗しても次の行動につなげることを意識した
前向きな声かけをしたり、結果ではなく過程を認めたり、


「失敗したからこそ、これがわかるようになったね」
など失敗したからこそ学びにつながったということに
気づかせるような声かけをまずは私たち親が
してあげたいですよね。


そして、お家で成功体験はもちろん
それと同時にちょっとした失敗体験
たくさん積んでいきたいと思っています!



そこで簡単に取り組めるのが、
工作やアートだと思います。

思うようにくっつかなかった
思うような色にならなかったなど
ちょっとした失敗が体験しやすいですよね。


だから、次はどうすればいいだろう?と考え、
違う方法を試してみる。
そうすることで、うまくいく。


というように簡単に成功体験にもつながりやすいです。


ここで、親が気をつけたいこととしては、
口出しせず、見守ることです。
こうしたらいいよ!とすぐに言わないことです。


どうやったらできるだろうねと見守りながら
子どもがどうすればいいか自然と気づくヒントを
言って成功に誘導するのが理想です。


失敗から学ぶ経験を子どもたちが自覚し、
そこから成功につながったという経験を
大切にしたいですね。


あとは、ボードゲームもいいですね!
簡単な勝敗のつくゲームの積み重ねって
すごく鍛えられると思います。


負けることで、次勝つためにはどうすればいいのか、
なぜ負けてしまったのかなど原因に振り返り、
次のゲームで生かすことができます。


はじめは負けて、悔しくても、
どんどん回数を重ねるごとに、
勝てるようになってくると


小さな成功体験も増えて、
どんどんチャレンジするようになります。


2.3歳からでもできるボードゲームが
世の中にたくさん販売されています。


遊びながら、失敗したり、成功したりする経験を
どんどんさせてあげたいなと思います。


なんでも前向きに挑戦できるって素敵ですよね。
そんな子になれるような親の働きかけを
一緒に考えていきましょう!

私もまだまだ勉強中です。
我が子も、これから小学生になれば、
いろいろな問題が出てくるでしょう。


その都度、迷いながら、
一緒に考えていければいいなと思います。


以上!さきこでした!


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集