華を去り実に就く
去華就実(きょかしゅうじつ)とは、みかけの華やかさを求めず、質実な態度を選ぶことをいいます。
大切なのは表面より内実。余計な飾り立てをせず、簡素であっても心を込めれば強さと美しさが具わる。そんな訓えにも聞こえる言葉です。
この年の、初めに引いたおみくじは「吉」でした。そこには「謙虚にして誠を尽くせば目上の引立により思わない幸せが訪れる」とありました。謙虚足るを知れば開かれる、とも。実に「足るを知る」ということでしょう。
慢心にならず、地味でもかまわず、実際に必要なことに集中し、実をむずぶ年。華を去り実に就く年。今年はそんな年にします。謙虚に。
今日もいちりんあなたにどうぞ。
センリョウ 花言葉「恵まれた才能」