既往は咎めず
成事は説かず、遂事は諫めず、既往は咎めず。
論語に出てくる言葉です。
出来てしまったことを、今更言ってもしかたない、
済んでしまったことを、後から諫めたってしかたない、
過ぎ去ったことを、咎めたところでしかたない。
すんでしまった失敗を後になって非難してみても始まらず、それより将来の言動を慎んで、注意することが大切。という言葉。
決心つかずやり過ごしてきたこと、良かれと思って判断を誤ったこと、そんな返す返すのできごと、過ぎたことを咎めたてするより、明日から慎み新年に備えなさい。とも聞こえます。まったくその通り、なんですけどね。
きおうはとがめず。呪文のように唱える年末です。今日もいちりんあなたにどうぞ。
シクラメン 花言葉「気おくれ」