終わりよければすべてよし
先日、蜷川シェイクスピアの最後の作品、
「終わりよければすべてよし」に行ってきました。
演劇は好きでよく見てたのですが
娘が生まれてからは離れちゃった。
芝居見に行くとチラシが置いてあって
チケット発売日にネット予約したら
かなりいい席取れたりしたのですが、、、。
情報、大事ね😶
今回、きっかけは
NHKでやってた
「今こそシェイクスピア」という
藤原竜也さんと吉田鋼太郎さんと中嶋朋子さんが
シェイクスピアを語る、という番組。
(→演技のプロが古典シェイクスピアを語る、
とか絶対面白いじゃん
こういうの、もっとやればいいのに。)
オタク語り(?)を聞いてて
めっちゃ見たくなったあとの
最後舞台の宣伝聞いた瞬間「しまった!」
とおもったよね。
これぞ情報弱者。
これ、録画して時間おいて見ちゃったの!😨😨
でも、そこからチケット手配。
ちょっと端っこ見切れちゃう席だけど
取れました(やった👍)。
問題作らしくて演じられることが少ないらしい。
けど、これ、演劇じゃないとできない演目だなぁと思う。
「終わりよければすべてよし」と言う割に
「この終わり、いいのか?」っていう。
まず、賢いヘレンはダメ男の
どこに恋をしたのかがとんでもない謎。
この男との結婚になぜこだわるのか謎。
これは舞台だから出来事を切り取ってるけど
ヘレンとダメ男の生活はこれからなんだよなぁと。
架空の人物たちだけど正直、
先の心配をしてしまう。
昔、マヤ暦の先生が
「ストーリーをどこで区切るかで
ハッピーエンドかバッドエンドか変わる」
と言ってて、この考え方好きなんだけど
このストーリー、どこで区切れば
「全てよし」→「All's Well」になるのか。
というモヤモヤ感というか後味悪い感じは
舞台ならでは、なんだよねぇー。
最後の
「芝居が終わり王は物乞いに成り果てました。」
でほっとさせてくれた、シェイクスピアは。
(クドカンとかしてくんない。
くら〜い気持ちのまま明るいカテコになる😁)
あー。書いててやっぱり思う!
舞台、大好きっ❗
また観に行こう❗