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演技と料理

ども、鋼の錬金術師は最高です。
Huluで期間限定公開しています。
家に漫画あるの最高な岩﨑です。

さて、今日は繊細と自己満足についてです。
結論からいうと繊細とは自己満足の一部です。
繊細な表現は、お客さんに伝われば繊細な表現だし伝わらなかったら自己満足です。

だったら、全てを自己満足にするのも
繊細な表現にするのも自分次第となります。

どこまでお客さんに気付いて貰うかです。
これ、料理と似てませんか?
#クッキングパパ

例えば、カレーを誰かに作るとしましょう。
玉ねぎを飴色になるまで炒めて
お高い牛肉を使って
ルーもスパイスから作って
米も魚沼産使って
最高の状態で食べて貰いましょう。
少しピリ辛でコクがあって、だけどサッパリと食べれるカレーだとしましょう。

食べた人が「あ!これ隠し味にコーヒー入ってるでしょ!凄い!」って言ってきたら、その人間違いなく関係者です(笑)

普通の人は「美味しい!」「次も食べたい」で終わりですね。
それとお芝居も一緒です。

「面白かった」「もう一度観たい」と思っていただけたら勝ちです。
そう、ここが1つのゴールです。

お芝居の目的は
・お客さんを楽しませること
・また来たいと思ってもらうこと

他にも色々ありますが
今回はこの2点にしましょう。

だれも「何の牛肉なのか」「隠し味はなにか」「どうやって作った」かなんて気にしてなかったりします。

ただ気にしていないからと言って
雑に作ってもバレないわけではありません。
お客さんは馬鹿ではないので。

自己満足ではない
繊細なお芝居が求められます。

さて、あなたが演じた役の繊細さは
全体のどの部分ですか?
もう一度お客さんが観たいと思わせる
気付いて貰える繊細さを表現してますか?

まさか「この台詞はこんな裏設定があって」とか考えていませんか?
それ、お客さん気付きませんからね。

もっと作品全体でみて
引っ掛かりを作る繊細さを見つけましょう。

たとえば、簡単です。
「場の空気」と「出ハケ」を綺麗にする
これだけでも十分繊細さに繋がりますよ。

大きいことを繊細にやる。
矛盾してそうですが
お芝居は矛盾の塊です。
攻略しましょう!

さて、明日は「出ハケ」を解説します!
お楽しみに!

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