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恥ずかしさと向き合う【癒しのワーク付き】

みなさん、こんにちは!インナーチャイルドセラピストの、ほりごめさきです。
オンラインサロン「セラピールームSweetHome」を主宰し、傷ついたこども時代の自分(インナーチャイルド)を癒し、自分らしくしあわせに生きることをサポートさせていただいています。


今日は「恥ずかしい」という感情について、考えていきたいと思います。

みなさんは、どんな時に「恥ずかしい」気持ちが湧いてきますか?

人前で失敗してしまった時。
好きな人の前に立った時。
大勢の人に前で話をしなくちゃならない時。
すっぴんで知り合いに出くわしてしまった時。

人それぞれ、思い当たるシチュエーションがあるのではないでしょうか。

わたしは、「恥ずかしい」という感情にとらわれて苦労したこと、心ががんじがらめになったこと、恥ずかしさのあまり自分を表現できなくなってしまったこと、そして、自分の心にさえ嘘をつくようになってしまった経験があります。

今日は、その体験をシェアしますね。


存在の耐えがたい恥ずかしさ

わたしは、「わたしという存在の耐えがたい恥ずかしさ」をよく感じていました。この体、顔、頭の中も全部ひっくるめて、わたしの存在そのものが、恥ずかしかった。誰もわたしを見ないで欲しかったし、消えてなくなってしまいたいような気持ちをいつも感じていました。

理由はたくさんあります。インナーチャイルドが傷ついていたので、自己肯定感まるでなかったし、ありのままの自分では誰にも好かれない、認められないと思い込んでいました。

それから、学生の頃は、にきびがとってもひどくて、いつも、サルみたいに真っ赤っかだったのです。思春期の頃は、自分の顔がまったく好きになれず、写真が大嫌いでした。そのおかげで、学校の卒業アルバム以外の写真は1枚もありません。

恥ずかしいのは、外見だけではありませんでした。

自分が好きなもの、素敵だなと思うものを、「これが好き!」と人に伝えることができませんでした。その上、自分の心にも嘘をつき、好きという気持ちを封印するようになってしまったんです。

こちらの記事でも書きましたが、わたしの親は、わたしが好きになるものを否定したり、悪くいうことが多々あったので、親の前で自分が好きなものの話をすることができなくなりました。

それから、友人から「こういうものを好きになるなんてあなたには似合わないよ」と言われた思い出があります。失礼な友人ですね!(今ならぷんすか怒れますが、当時は言えなかったのです。)

このような経験が積み重なって、「わたしの趣味って何かおかしいのかな?」「こういうものを好きになるって、変なことなのかな?」という思いが強くなっていきました。

そしてそれは、「わたしの趣味や考えていることは、恥ずかしいことなんだ」という思い込みに発展してしまったのです。

顔や体、心の中まで恥ずかしさでいっぱいになってしまったわたしは、「生きていることも恥ずかしい」「恥ずかしさのあまり、消えてしまいたい」という思いにとらわれるようになってしまいました。


恥ずかしさとは、だめな自分を認められない気持ち


「恥ずかしい」という感情には、いろいろな思いが込められていると思います。

ありのままの自分を否定される恐れと、悲しさ。ばかにされたり、気の毒に思われることを恐れる思い。笑われることを恐れる気持ち。

恥ずかしさとは、自分を「だめな人間」だと、誰かに判断されることを、恐れ、悲しむ気持ちなのです。

恥ずかしい思いをした体験をすると、インナーチャイルドが傷つきます。それを癒すには、過去の体験を振り返って、恥ずかしさに苦しむ自分を癒してあげる必要があります。

にきびができてる自分は、かわいくない。こんなものを好きになるわたしは、おかしい。みんなと同じものを好きになれないとだめ。

過去のわたしは、本来の自分の体や思いを否定し、善悪の基準で判断していました。このようにジャッジする態度は、インナーチャイルドをますます傷つけてしまいます。

にきびができても、あなたの価値は変わらないよ。心のままに好きなことを楽しんでいいんだよ。みんなと違っていても、ちっともおかしいことじゃないよ。

ありのままの自分の姿を受けとめ、共感し、許す。そんな言葉を何度も自分に言い聞かせることで、少しずつ、インナーチャイルドを癒していきました。


恥ずかしさを癒すと、自分らしく生きられる

恥ずかしさって、心にねばりつくようなしつこさがあると思います。顔や体の外見に対する感情に結びつきやすいので、自意識にも深く関わってくる感情なので、恐れや悲しみよりも、根気がいる感情だと実感しています。

でも、この恥ずかしさで傷ついたインナーチャイルドを癒したことで、とても大きな変化を実感できました。

好きなものを、どうどうと好きと表現することで、友達の輪が広がりました。
どんなものを好きになるかに、人の個性が表れます。つまり、好きなことに取り組むことで、自分らしさがより明確になるのです。

わたしはずっと、自分の心に嘘をついて、「好き」という感情にふたをしてきました。まわりの価値観に合わせて、全く楽しくもなく、ときめかない飲み会に参加したり、流行っているからという理由で映画を観て、つまんなかった!と文句を言ったりしていました。

自分の心に従って、正直に行動していなかったのだから、当然ですね。

今は、本当に自分が好きなもの、やりたいことだけにアンテナをはって、人生を心ゆくまで楽しんでいます!


自分らしさを探しているあなたへ

自分が何をしたいのか、何が好きなのかわからない。自分をどうどうと表現できない。自分らしさがわからない。

そんな風に感じている方は、「恥ずかしい」感情を手がかりにして、インナーチャイルドに向き合ってみてはいかがでしょうか?

下記の有料部分には、「恥ずかさの感情から、インナーチャイルドを癒すワーク」を掲載しています。

ワークは質問形式になっており、順番に応えていくことで、実際のセラピーの流れを体験できる作りになっています。

効果は、すぐに実感できないかもしれませんが、ワークに取り組むことによって、「心のフック」のようなものが作られ、身の回りに隠れているインナーチャイルドを癒すヒントに気づかせてくれます。

興味がある方は、ぜひお使いください。

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