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身近にいる「困った人」から、インナーチャイルドを癒す

こんにちは! インナーチャイルドセラピストのほりごめさきです。

あなたの身の回りに、「困った人」はいませんか?

自慢話ばかりする人
ちょっとしたことで、すぐに怒る人
何度注意しても、同じことを繰り返す人
不機嫌な人
悪気はないのだろうけれど、気になるくせのある人

などなど、いろんなパターンの「困った人」がいるのではないでしょうか。

もちろん、わたしにもいました。
過去形で書いたのは、現在、「困った人」に出会うことがなくなったから。

「困った人」に関するお悩みは、インナーチャイルドセラピーで解決することができるのです。

今回は、わたしが「困った人」についての悩みをどのように解消したのか、体験談をお伝えしたいと思います。

最後に、「インナーチャイルドを自分で癒す8つの質問」というワークもご紹介します。


わたしの「困った人」

私の「困った人」は、学生時代の友人でした。その人は、待ち合わせをすると、必ず約束の時間に遅れてくるのです。

1時間ほど遅刻するのは当たり前で、時間にもルーズな人でした。話を聴くと、私以外の人と会うときも、毎度必ず1時間遅れてくるのだそうです。

そのことについて、本人はまったく、悪びれない。
口ではごめん、と言ってくれるのですが、
心がこもっていないような、上っ面な言葉に聞こえました。
そして、その遅刻癖を直そうとしないところも気になりました。

「毎度1時間も遅れてきて、友達に嫌われると思わないの?」
「悪い癖を直そうと思わない?」
「なぜ罪悪感を持たないの?」

そんな思いを口にすることはできませんでしたが、
その人と楽しい時間を過ごしながらも、
とても胸がざわざわして、落ち着かない気持ちになりました。

もやもやであるとか、ざわざわとした気持ちは、インナーチャイルドの声。
感情を乱すことで、過去に同じような出来事で傷ついたことを
思い出させようとしているのです。

「遅刻されたぐらいで、心の傷とか、ちょっと大げさに考えすぎじゃない?」

そう思う方も、いらっしゃるかもれませんね。

このようなちょっとしたもやもや、ざわざわした気持ちに、
敏感に反応できる人は、インナーチャイルドの癒しが早く進みます。

どんなに小さな気持ちの乱れも無視しないということは、
それだけインナーチャイルドによく耳をかたむけていることです。

まずは、自分の気持ちをジャッジせず、
ありのままに見つめることで、癒しがはじまります。


過去の記憶をさかのぼってみる

待ち合わせに遅刻してくる人に対して、わたしが感じた気持ちは、
強い不安、どうしてそんなことするの?という疑問でした。

同じような気持ちになった出来事がなかったか、
過去を振り返ってみると、小学生のときの出来事が思い浮かんできました。

わたしはクラスメートと、とあるスーパーに隣接しているスペースで、待ち合わせをしました。
そのスーパーは、自宅から車で20分ほどの場所にあり、親に送ってもらうことになっていました。

ところが、友達はいつまで待っても現れませんでした。
子どもひとりでは、家に帰れない場所だったので、
友達と合流できないことに、寂しさとか孤独感、
不安な気持ちでいっぱいになりました。

当時わたしは小学生で、携帯電話もない時代でしたから、不安もひとしおだったと思います。
スーパーで小学校低学年の女の子がひとりでぽつんと待ってるのって、今思うととても、危ないことですよね。

約束を破られて、待ちぼうけを食ったことが、
悲しくて寂しくて不安でしかたがなかっただろうなと思います。

「せっかく待ち合わせするんだから、楽しく遊びたかったよねぇ」
「知らない人がいっぱいいるところで、ひとりでぽつんとしてたら、怖かったよね」

当時のことを思い返して、小さな自分を慰めていたら、
さらにさらに、昔のことが思い出されてきました。


さらに、過去の記憶をさかのぼる

わたしは小さい頃、同じような夢を何度も繰り返しみることに、悩まされていました。

それは、迷子になったわたしが、ひとりぼっちで泣き叫ぶ夢です。手を差し伸べてくれる人は現れず、置いてけぼりにされ、見捨てられた悲しい気持ちで目がさめる。そんな夢でした。

自分が仙台駅前のペデストリアンデッキの交番前に立っているとか、とても正確なところまでわかるリアルな夢です。この夢を、本当に何度も何度も、繰り返し見ていたのです。

夢には、深層心理が現れると言います。

人が大勢いる場所にひとりぼっちで放り出されて、誰にも助けてもらえない。見捨てられる不安。

具体的に、このような出来事があったのかどうかはわかりませんが、
わたしは記憶にないほど小さい頃から、そんな気持ちを抱えていたということは、間違いないと感じます。


待ち合わせに遅刻してくる困った人を手掛かりにして、過去の記憶をさかのぼっていったら、小さい頃に感じていた、得体のしれない大きな不安を思い出すことになりました。

このように、同じような出来事、同じような感情を手がかりに、時を遡っていくと、インナーチャイルドが傷ついた一番はじめの出来事にたどり着きます。

この傷を、インナーチャイルドセラピーで癒してあげる。
そうすることで、「困った人」に悩まされることがなくなります。


インナーチャイルドを癒して起こった変化

今、わたしの身の周りには、待ち合わせに遅刻する人はいません。

「それってインナーチャイルドとは関係なく、このご時世、人と会うことが減ったからじゃない?」

そんな意見も聞こえてきそうですね。
確かに、そういう一面もあると思います。

自分がどんなことに不安を感じるのかを理解することで、わたしに不安を与えるような人とのお付き合いを見直すことができた、とも考えられます。


インナーチャイルドに向き合うことは、
自分の心の形や、性質をよりよく理解することです。

心への理解度上がってくると、
自分にとってより良いもの、より幸せを感じられるものを
迷わず、選びとれるようになります。

インナーチャイルドに向き合うということは、
自分自身と深く向き合うことです。
「どうしてこんなことにもやもやするんだろう?」という
自分自身に対する疑問を解く鍵なのです。

心の謎がひとつとけると、生きることが楽になります。
自分への理解度が上がるほど、自分らしく生きられるようになります。

身近にいる「困った人」は、自分がよりしあわせに、
自分らしく生きるためのヒントを与えてくれる存在なのです。

そう考えると、なんてありがたい巡り合わせだったんだろうと、感謝の気持ちがわいてきます。

「困ったなぁ、どうしよう」
そんな気持ちを、インナーチャイルドを癒すチャンスに変えてください。

そうすれば、思いもよらない素敵な未来が、目の前に開けていくはずです。


ワーク「インナーチャイルドを自分で癒す8つの質問」

現在、「インナーチャイルドを自分で癒す8つの質問」というワークの、無料モニターを募集しています。テーマは「困った人」。質問に答えていくことで、自分でインナーチャイルドセラピーができるというワークです。

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