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歯磨き指導に限界を感じた時。

歯科クリニックで勤め始めたのは今から12年前。
歯科衛生士になったのは8年前。

普通の会社員から、手に職をつけたいと思って
単純な理由で「歯科衛生士」を選びました。

歯科衛生士になってから
お仕事の日は毎日やってる歯磨き指導。


歯磨きの指導で改善しないのは私のせい?

私の伝え方が悪いのか?

と悩む時もありました。


でも、私の伝え方の問題じゃない時も多々あって。

手や腕の動かし方、
歯がどこにあるか、
歯のどこの面にブラシが当たっているか、
自分の顔を鏡で見たくない人もいる。

歯磨きの指導は根本的な解決じゃない時もあるな〜
と漠然と思っていました。


高齢者の方のお口を診るたびに
「この感覚の問題はいつから起こっているんだ?」
と気になり始めてから、


たどり着いたのは「赤ちゃん」「胎児期」


その時にどう過ごすかで
歯磨きのしやすい身体になり、
もっと言えば
そもそもむし歯になりにくい身体
になるんじゃないかと考えるようになりました。



そんな時1人のおじさんに出会って。

歯磨きの指導で毎回別の歯科衛生士に
コテンパンに言われていて。

私がその方の担当になった時。

確信したのが
「この人には歯磨き指導じゃない」
「手の感覚を入れてあげることなのかも」

周りにあまりわかってもらえない状況ながらも、
手のひらのマッサージを伝えました。


すると、その場で少し動かしやすくなった気がすると言われ。


感覚だから確実なものではないけれど
私の考えてること、間違ってないのかも。
って思いました。


そこから歯磨き指導に限界を感じました。


私たちが学校で習ったブラッシング方法。
だけじゃない。
歯科衛生士にできることはもっとある。

歯科衛生士としての私と関わったら
「少しでも人生が良い方向に変わること」
になる自信があります。

食べられるようになった。
笑えるようになった。
好きなことができるようになった。


そんな人生がちょっと良くなる
お手伝いができる歯科衛生士って最高じゃん!
って心の底から思います♡



今私がやっているサービスは
・遊びでおくち育て
・オンライン口育スクール

どちらも対象は「0歳から」です。

0歳さん、歯医者で待ってても
受診してくれません。

だから歯医者で待ってるだけじゃなくて
外に出ました。
カフェでむし歯予防のお話したりもした。
子どもたち向けに体操教室もした。


自分の学んだことで変わる子どもたちが増えたら・・
めちゃくちゃ嬉しい。


そしてその大切な子どもを育てるお母さん。


お母さんって本当にすごいんですよ。
お母さんになって自分の母親がすごいってことに気がつきました。

子育ては1人ではできません。
集団でするものなんです。

なのに、現代は「ワンオペ」が通常になりつつある。

ワンオペってしんどいんですよね。
私もやってるけど、爆発します。
何度も1人で泣いたし、
子どもが可愛いって思えなかったし、
1人で抱えきれなくて泣きながら妹に電話したこともありました。
繰り返す乳腺炎の度に母乳ケアで泣いてました。
(痛みじゃなくて心のしんどさで)


そんなお母さんの心のよりどころに
少しでも携われたらと思い
私のしんどい時の心を救ってくれた、

一宮市市民活動団体「さんSUN♡すまいる」
にも所属しています。


子どもたちの健康の土台には
お母さんだからね。


お母さんたちが笑顔になったら
お口育てもスムーズにすすんでいくよ◎

来年は娘を連れてお口育てを広めていきます♡
みなさまどうぞよろしくお願いします☺️


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