2月12日(月) 夢、花が開く瞬間をどうしても見てみたい
2月11日(日)「 」
喉がザラザラ、声はガサガサ、朝夕には咳。数日前から喉の調子がおかしい。保育園でインフルエンザが流行してることもあって、もしや…!?と思い今日のりょうやんと下北に遊びに行く予定をキャンセルさせてもらった。
ここで力尽きて寝る。夫にぎゅーしてとお願いしていたけど、最近ぎゅーしてもらう前にくーっと眠ってしまう。昨日のことは鮮度が落ちているので上手く書けない。
2月12日(月)「夢、花が開く瞬間をどうしても見てみたい」
今日も声がガサガサだ。幸いにも発熱はない。声がガサガサなため朝の声を使う予定をキャンセルさせてもらう。たっぷり寝て履歴書に使う証明写真を撮影しに行く。撮影中なぜか上を見ていて取り直す。笑うか笑わないか悩んで薄ら笑みを浮かべる。はあ〜証明写真に写る自分を見るのは本当に苦痛だ。左右の顔の歪み、首の歪みをきれいに証明してくれる。前に証明写真を撮りに行った時に先客のおばあちゃん2人組が仕上がった証明写真を見て「あら〜やだ〜、おばけじゃない。」「ほんとね〜おばけだわね〜。」「おばけね〜」「おばけよ〜」とひたすら嘆いていたのを思い出す。私は首右傾き左口角上がりの薄ら笑みおばけだ。首をひたすら左側に引っ張りながら家に戻る。
履歴書を仕上げて応募したアート教室に送る。
昨日の日記を書けなかったことを少し後悔している。なんだかとても大切な話を夫としたのに思い出せない。昨日買ったアップルゼラニウムの葉の香りが少し弱まっていて、昨日はあっという間に薄れるんだなと思う。あ、夫が家計の未来計画の見直しをしてくれた。私の収入が一時的に減るとどうなるか、とか。数字だけで見ると大きな心配事はなくなった。2030年には今よりも収入が上がるようにキャリアを形成していければ心配事はなくなる。その内容を考えることが私のこれからのやるべきことだ。
デュアルキャリア・カップル この本を夫とペアで読書する。私たち夫婦は家族という一つの組織をどう作り上げていくか、とてもおもしろがりながら向き合っていると思う。細かな価値観のすり合わせ、違いをどう認め合えるか、家事の好き嫌いや、仕事へのモチベーション、子どもに対する思い、お互いの望むセックスの頻度まで。多くのことを話し合ってここまでやってきたし、何が起きても大丈夫だという自信は強くある。だけど、デュアルキャリア・カップルを読み進めていくうちにこれまで上手く乗り越えてきたことによる「私たちは大丈夫」という幻想に囚われすぎないようにしようと思うようになってきた。大丈夫だと思える土台は何度も何度も固めて作ってきている、だけど、これまで固めてきた土壌の点検や取りこぼしてきた問題はないかもう一度ふたりで見に行きたい。もし仮に夫がいなくなったとしても私の人生が壊れてしまわないような生き方をしていきたい。夫がいない人生はくそつまらんけどな。そしてくそくそさみしい。なんだか泣きそうだ。
帰りにまだ花が開いていない黄色いチューリップを買って帰った。切り花を蕾の状態で買うとゆっくり花開く様子が見られるんじゃないかと静かに踊りながら自宅に連れて帰る。しかし一度も蕾が動いて花が開く瞬間なんて見たことがない。いつの間にか開いて、いつの間にか閉じている。いつか花開く瞬間を見るためだけの時間を用意したい。
ぽんかんの隙間を覗こうと思って顔を近づけながら皮を剥いたら目に汁が飛んできて「いってえええ」となりちょっとだけぽんかんを睨んだ。アップルゼラニウムの葉の香りが朝よりも強く感じた。どうして?光をたっぷり浴びたから?
私はどうやって年を重ねていこうかな。あ、チューリップがちょっとだけ開いたような気がする。開く瞬間は見れなかったけど、いつの間にかそうやって咲いてたりもするのかな。
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