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【読書術】併読・並行読書のメリットデメリット
「本は最後まで読み切らないといけない」
もしそう思って読書へのハードルが上がっている人がいたら、今日から並行読書を試してみませんか?
私は読書術のなかでもメジャー?な「速読」が苦手で、速読はやっていません。早く読むこと自体はできるのですが、全く頭に入ってこないんです(;'∀')
本は好きなのに数多く読めないことにコンプレックスを持っていました。
その原因の1つが「最後まで読み切らない」だったんです。
そんな私が速読コンプレックスから抜け出せた読書術は、併読(並行読書)と目次読み、スローリーディングの3つ。
今回は併読(並行読書)についてお話します。
併読(並行読書)ってなに?
並行読書とは、複数の本を同時並行で読むことです。多読とも言ったりするみたいですね。
同じタイミングで…と厳密なものではなくて、1冊読み終わらなくてと、別の本を読むという方法。
気分や必要なときに、必要な本を読むみたいな感じです。
並行読書のメリット・効果
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並行読書(併読)のメリット・効果はこんな感じ。
・知識が広がる
・読書が習慣づく
・自発的な読書に変わる
・広い視野を持てる
・集中力が持続する
・理解度が向上する
・モチベーションが保てる
・積読が減る(こともある)
・速読が得意な人は読書量が今より増える
並行読書は、このようにさまざまなメリットがありますが、なによりも「読み切らないといけない」という気持ちを手放せる方法です。
教育学者の齋藤孝先生も読書術の本で、並行読書について紹介していました。(先生は速読術として紹介しているのですが、私はスローリーディングを取り入れているので、速読はしていません。)
私自身は、もともと読書が大好きで
自分の記憶の中で鮮明にまだ残っている場面が
幼稚園のときに迎えがくるまで絵本を読む自分。
というほど、本は自分のなかで時間を共に過ごしてくれる存在です。
でも過去の私は、「最後まで読み切らないといけない」「読んだ本は説明できなきゃいけない(つまり読み込んで理解しなきゃいけない)」と思っていました。
だから昔は本が好きとか、読書が好きともなかなか言えなかったんです。
でも並行読書や目次読みなどのおかげで、コンプレックスを手放せました。
並行読書のデメリット
並行読書は素晴らしいですが、デメリットもあります。
デメリットをよく理解することで、自分にあった読書術なのかがよりわかるかもしれません…♡
・混乱する可能性がある
・読了まで時間を要する
私は読了までに時間がかかることは、デメリットに感じていません。ただし、仕事上早めに読んでおきたい本とかもあります。
なので、デメリットを解決するためのルールを自分で決めました!
わたしの並行読書ルール
私が並行読書で取り入れているルールは…
・同じジャンルの本は併読しない
・併読は2冊まで
・小説は併読せず1冊だけにする
・難しい本を読むときは、もう1冊は読みやすい本を選ぶ
・頭が疲れてる(忙しいとき)は併読しない
同時並行に読書をするって、結構エネルギーが必要(私には)
なので、2冊までしか同時読みません。
ジャンルも心理学系を読むなら、もう1冊はビジネス書にするなど、ジャンルを変えています。
ただし恋愛心理学と健康心理学、みたいに全く同じ系統でなければ併読することも。
そもそも、なんでそこまでして本を読みたいのか…というと
知らないことを知れたり、新しい知見が増えるのが嬉しいから。
私にとって読書は、知識を増やして考え方を広げて、柔軟さを手に入れられるものなんです。自分のためにもなるけど、カウンセリングの仕事でクライエント様に「最近読んだ本に…」という話も必要に応じてしています。
自分と大事な人のために読書量は増やしたいけど、速読は苦手。
だから併読と目次読みとスローリーディングを取り入れる。それが私の読書術です。
(小説は癒しと深さを求めて読んでいます。)
スローリーディングや目次読みの話はまた別の機会にしますね。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。