ラーメンの誘惑に勝てるひとがもしいたら教えてください
なんでわたしはラーメンに敵わないのだろうかと疑問さえ思う
平日水曜日、折り返し
お盆休みの代償で爆発した仕事をこなして
オフィスをあとにしたのは22時すぎたころ
お腹が空いてるわけではない
ここまできたら、もはや空腹感は消えた
なのに
ラーメンを食べたくなるのはどうしてなの
Googleマップを調べてみたらば
ほとんど「営業時間外」の文字
ここは、眠らない街のはずでは?
「まもなく営業終了」の文字が輝いてみえる
そこだけをめがける
食券機で「鶏そば」と「缶ビール」
せめてスープの透き通ったものを、と
せめて油感が抑えめなものを、とメニューを選ぶ
缶表面まで冷えたアサヒスーパードライが登場
カウンター席につくや否や
爆速で運ばれたラーメンを前にまずは乾杯
味の感想はもはや記憶にない(笑)
なぜなら猛スピードでわたしに溶けたから
疲れた身体と、思考ができない脳に
鶏出汁のスープが染み渡る
乾いたスポンジが水を吸って膨らむみたいに
食レポを期待されてたならなんかごめんね
太るとか、誘惑に負けたとか、
ネガティヴなことはいくらでも言えるが
今、この充足感と背徳感は代え難い
お味はもちろん大好物、
でもそれ以上に、
わたしは、ラーメンに敵わない
なんなら敵わないなと思う瞬間さえ、最高
明日のお顔が浮腫んでいても
それでも深夜のラーメンはやめられない
ちなみに本日のお店はこちら↓
鶏そば 三歩一
03-5155-8255
東京都新宿区高田馬場2-14-9 明芳ビル1F
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13134126/
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