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1-3 Anything goes
『ジャズ詩大全1』の中から、本日は3曲目のこちらの曲です!
Anything goes
1934
作詞・曲:Cole Porter
1934年のミュージカル【Anything goes】の主題歌。
この曲は、Tony Bennett & Lady Gagaバージョンで聴いたことがありました♪明るく楽しい感じ!こちらはヴァースがなくてコーラスから始まっていました。
Ella Fitzgeraldバージョンは少し怪しくて怖い感じでヴァースから始まります。でもコーラスからは普通に楽しい感じ!こちらも音源を持っていました。
【ウクレレコード】
【Words】
◆puritan:[P~]清教徒、ピューリタン
◆Plymouth Rock:プリマスの岩《米国 Massachusetts 州のPlymouth港にある岩》
◆olden:昔の、年を取った、老齢の
◆glimpse:-n. 一見、一目、ちらっと[かすかに]見えること[現れること]、-vt. ちらと見る、一目見る
◆four-letter word:四文字語、卑猥(ひわい)語《印刷したり口にしたりするのをはばかる四つの文字から成る性および排泄に関する単音節語》
◆prose:-n. 散文、散文体、散文詩、平凡、単調、無趣味、、無味乾燥、退屈な話
◆gigolo:《軽蔑》女性に養われる男、ひも、ジゴロ
◆bound:縛られた、束縛を受けた、拘束された、〈…する〉義務がある〈to do〉、確かに〈…する〉はずで〈to do〉
◆feel (in honor [duty] )bound to do:(名誉にかけて[義務上])…せざるをえないと思う
曲名の「Anything goes」が歌詞の中で3回出てくるのですが、同じ英語に対する訳がそれぞれ違っています。
① Now heaven knows, Anything goes
(でも今じゃ神のみぞ知るっていうぐらいに なんだって当たり前のことになっちまった)
② Now only use four-letter words Writing prose, Anything goes
(今じゃ文章を書くのに四文字言葉しか使えない始末さ そんなことだってまかり通るんだよ)
③ I know that you're bound to answer When I propose, Anything goes
(その僕でさえ、僕が君に〈結婚してくれるかい?〉なんてプロポーズしたら 君は〈そんなこと当然でしょ!〉て答えるっきゃないって思うんだよ)
な〜んでもアリ!ということかな。
Anythingとgoesの単語の意味を考えたらわかるのに、なぜか歌詞の一部になると英語の意味がわからなくなる現象が私には起こる…。こういう熟語だと思っちゃうのかな。
それにしても「なんでもアリ」と言うことをこんなにそれぞれの文章のニュアンスに合わせて変えられるのがすごいなと思いました!私だったら全部同じ訳にしてしまいそう…。訳詞は、きちんと歌詞の内容や背景を理解していれば結構意訳は許されるジャンルだと私は感じているのですが、本当にきちんと理解しなければ意訳をするのも難しいなと思いました。
本の中でシナトラバージョンについても書かれていたので聴いてみましたが、こちらも聴いたことがありました!
Jazzのスタンダード・ナンバーはいろんな人のバージョンが聴けて楽しいな〜♪
Saki