初イベントでの出来事
先日、Jexer東神奈川フィットネス&スパさんで祝日イベントレッスンでした。
BODYPUMP60+Tech15
それは、お客様からの『「楽しかった!」という一言ですべてが報われる』という多幸感に包まれた時間でした。
これまで積み重ねてきたトレーニングも、本番に向けての準備も、移動も、本番前の準備も、本番中の全力も。
ただ三角筋が大きくなっただけではなかった(笑)
イベント終了後、スタジオの出入口で挨拶をしているとき、どんな表情でお客様が言葉をかけてきてくださったのは今でも鮮明に覚えています。
いつもご参加くださる方々もいらっしゃいましたし、初めてお目にかかる方々もいらっしゃいました。
私の場合、取組みを努力だと捉えると、「自分はがんばっているんだ」と感じてしまい、どっと疲労を覚えます(笑) だからなるべく努力という言葉は使わないようにしています。
トレーニングも準備も、呼吸をするように無意識にやっていると、継続の苦痛も感じなくなります。
筋肉痛もデフォルトになります。
とはいえ、日々の取り組みや心掛けに対して、
インストラクターとしての存在意義を認めてもらうこと。それは初めて「報われた」と感じた経験でした。
長期間にわたり返報がないとき。
「誰かのためにやっている」の気持ちが強すぎると、もちろん自己内省のきっかけにもなりますが、一方で、同時に「何のためにやっているんだろう」「自分の存在意義って何だろう」と疑念が生まれてきてしまうものだと思います。
「人に喜んでもらい、楽しんでもらうことは、自分がやりたいからやっている。それが結果的に他人のために役立つものである」と断言できれば、周囲の返報も期待せずに、その場に踏みとどまれるのかもしれません。そこには他責の余地がなく、意志がブレる必要がないからです。
とある知り合いのプロスポーツ選手が競技を「自分のためにやっている」と話していました。きっとそれは結果の全てを他人のせいにも環境のせいにもしない覚悟の象徴なんだと最近になって気づきました。(おそい)
と言いつつ、今回はお客様からの言葉に「これまでのことが報われた」と感じる嬉しい出来事のお話でした。