[源氏物語27] 夕顔 (1) 離れ離れになる男女
[ 源氏物語 ] 光源氏君と12の花めぐり
第六話 夕顔編をスタートします。
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※動画のサイズはスマートフォンをベースで作っています。
頭中将は夕顔を正妻にできない
頭中将は恋人の夕顔にこっそり逢いにいきました
頭中将「実は、親のすすめで右大臣の娘と結婚することになったんだ」
頭中将「本当は君と結婚したかったけど、父上には逆らえない」
夕顔「そうなんですか...」
夕顔（ついに頭中将様は結婚してしまったわ）
頭中将の父親は左大臣で政治家のトップです
同じく政治家トップの右大臣の娘・四の君と、親たちの都合で、政略結婚しました
夕顔はもともと、上流貴族の娘でしたが父親は既に亡くなっており、とても心細い生活をしていました
頭中将と夕顔は、昔からお付き合いしており、頭中将は夕顔たちの生活の支援などしていました
頭中将は、身分の低い夕顔と正式に結婚できなかったのです
夕顔や娘のことを大事に思っている
頭中将「それでも、君や娘のことをとても愛しているよ」
頭中将「これからも、こっそり逢いに来るね！」
夕顔「はい」
頭中将「娘も前より大きくなったね！」
夕顔「お話しするのが上手になりましたよ」
頭中将「そうか、可愛いなぁ」
頭中将「今度、お人形さんを持ってくるね」
頭中将「お父さんと一緒にお人形さんごっこしような」
夕顔の娘「する！」
夕顔「うふふ」
頭中将と夕顔たちは、色んな話をしながら過ごしました
頭中将「君や娘が苦労しないようにするから安心してね！」
夕顔「ありがとうございます」
頭中将「僕もまだまだ出世しないとな」
頭中将「そろそろ、仕事に戻らないと」
頭中将「それじゃあ、また来るね」
夕顔「はい、お待ちしております」
頭中将は帰っていきました