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ここが“我が家”だ 「WEST. 10th Anniversary Live "W" -Film edition-」



あの時の自分へ

まず始めにWEST.のファンの皆様に謝罪をしなければならない。
これから書くことはノンフィクションであり、全く誇張もしていない。
私自身が考えたこと、話したことで相違ない。甘い、未熟な考えと思って笑って読んで頂きたい。

デスホリで小瀧王子と出会ったあの日。
公演の後の興奮冷めやらぬ中、私は友達と小瀧王子の歌の力、圧倒的なミュージカル俳優としての素質について話していた。そしてこの方が、正直知名度が低く、歌番組に出ても「ええじゃないか~~」とトンチキな歌を歌っているのは声帯の無駄遣いだ。ミュージカルの世界にくれば帝劇のセンターに立てる実力はあるのに、なぜグループで変わった歌を歌っているのだろうか。



“いっそのことミュージカルの世界に来ちゃえばいいのにね”
“関西弁の変な歌を歌ってるのまじで勿体ないよ”


既にアイドル小瀧さんよりもミュージカル俳優小瀧王子に夢を描いていた

ここがあるから羽ばたける

今日、「WEST. 10th Anniversary Live "W" -Film edition-」を観た。
アイドルそしてアーティストとして歌う小瀧さんはミュージカルの世界にいる小瀧王子と同じくらい、いやそれ以上輝いていた。

そして、彼の周りには同じように輝き音楽を全力で楽しむ6人の仲間がいた。普段の関西のお兄ちゃんの部分を残しつつも音楽を届けようとする七侍はあまりにも眩しく、無意識に涙が出て無意識に笑顔になった。このグループが愛おしくて仕方なくなった。

観客はそこはいない。しかし、7人の目には確実にカメラの向こうの我々が見えている。全力で思いを歌を熱意を届けようとしてくれている。


なんて浅はかだったんだ。
小瀧さんはここから離れることはない。


だって、ここは彼の“我が家”なのだから。
安心して帰る場所があって、笑って「おかえり」と言ってくれる仲間がいるから大きく羽ばたいていたのだ。

情熱の炎を浴びたい

私はこれまで“推し”という存在が多い、所謂雑食人間である。
野球やバレーボールなどのスポーツから、宝塚歌劇団、ミュージカル、KPOPやオーディション番組まで色々な“推し”がいる。

映画館でWEST.を浴びている時間“推し”という感覚がなかった。
いわば、人生の先輩、、、?

人間ってWEST.のように生きれればきっと幸せなんじゃないかと仏のような感情にまで至った。彼らの生き様、情熱を知りたい。もっと学ばせて頂きたい。もっと笑わせてもらいたい。彼らと共にいれば免疫力が付き、寒い冬も乗り越えられそうである。




あの時の私、よく聞け

小瀧さんはWEST.のものだ。
そして、WEST.はWEST.のものだ。





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