20代で死のうと思っていた
18歳の頃から9年以上、仕事と私生活のストレスで毎日のように吐いて泣いて 目の前は灰色のヴェールをかぶっていた
23歳頃迄は ただ可愛がられたい 必要とされたいが故に一番人懐っこくて笑顔を振り撒いていた一番"いい子"の時期でもあったと思う その分見捨てられ不安も大きかった 他にお気に入りができても合う合わないはあるから相手が幸せならそれでいい、けれども私が原因で嫌われるのは耐えられなかった
精神疾患の中でもボーダーの症状は一番厄介だったと思う 真逆の天使と悪魔がいて考えが180°変わってしまうから
その日「やっぱり頑張って生きてみよう」と思ってもすぐに「死ね、今すぐ死ね」という声が聞こえる
どれだけ辛くても生きてる感覚がなくても 守るべき人がいる限りは働かないといけなくて お金のない私に価値なんかないとさえ思えて むしろ私に関わる人がいなければ気楽に死ねるのに … 足枷だとさえ思ってしまった
自分を傷付けたら自分に商品価値も無くなるのを分かっていたので目立つ所には傷を残さないようにしていた
大学は本当に行きたかったら何年かかってでも何歳になっても行けたらいいやと思って2年休学したのちに中退
常に親の事が心配で メンタルケアやお金のこと等気がかりだったけど 離れた方が上手くいくことも知った
元々身体が弱くて疲れやすく 週5で働けない、それでもお金が必要だったので 週3~4水商売で死にものぐるいで働いた
落ち着いた頃に何回か昼職に挑戦するものの4連勤で倒れてしまう事に凄く自己嫌悪して悔しくて泣いたし「毎日朝起きて夜眠れること」「普通に働けること」にずっと憧れていた
ある日酷い裏切りを受け、人に対して少しでも「期待すること」を辞められるようになってから楽になったと思う
"全ての失望は期待から生まれる。期待しなければ失望する事もなく怒りも悲しみも発生しない。そして、他人はコントロールできないので期待をすれば必ずいつかどこかで失望が生まれる。"
私はずっと愛がどういうものかもわからないまま 愛されたいと思っていただけだった
今に至るまで色々とあったけれど今回は省略
去年は色の学校にも無事通えて(1度メンタル崩して行けなかったけど)卒業できて 自分のやりたい事に向かえている
「死にたい」と思う事は今年に入ってからも正直あった、醜形恐怖症の件なのだけれど。
ライブ配信では忙しい時間帯の中色んな人が貴重な時間を使って見に来てくれる 不安定な私ですら焦らなくていいよとフォローしてくれている
高校生の時に大切な大切な友達ができた事も今に繋がる幸せ
変わらずメンタルの薬は今も飲み続けているけれども もう"いい子"も演じていない
今が人生で一番幸せなんじゃないかな
ありがとう