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伊方町の海の幸~④ヤリイカ
さて、伊方町で獲れる海の幸シリーズ4回目は、
ヤリイカ!
![](https://assets.st-note.com/img/1737506614-4uvQiHjbORw8XY9E7fGLB0UK.jpg?width=1200)
こちらも底びき網漁で獲れたもの。
伊方町で漁獲されるのイカの中では、
漁獲量トップ。
前回のコウイカとは形の違うタイプのイカです。
スルメイカとか、そっち系。
コウイカはぽってり系でしたが、
こちらはシュッとしてますね。
あとうまく写真が撮れませんでしたが、
ヤリイカはエンペラの部分が大きく、胴体の半分以上の長さがあります。
また、コウイカは大きな石灰質の甲を持っていましたが、
このヤリイカ系のイカにはそういった甲は見当たりません。
が、代わりに薄いプラスチックの板ようなものを持っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1737606060-wh0fYV4As3v8eR2utogCrJyd.jpg?width=1200)
これがヤリイカの甲で、「軟甲」と呼ばれています。
コウイカの甲より、さらに退化(進化?)したもの。
捌くときは、包丁を使わずにこの軟甲と内蔵部分を取り出せるので、
胴体部分を筒状のまま調理できるのが魅力です。
(コウイカは、甲を取り出すのに胴部分に包丁を入れる必要があります)
また、同じイカでも、目も触腕のつぶつぶ加減も、コウイカとはやっぱり異なっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1737507699-ThnN89MvCJfxkuXwd3EIbiKR.jpg?width=1200)
コウイカもですが、ヤリイカも寿命は1年。
冬~春の産卵期を境に、世代が新しくなります。
産卵前が特に美味しいとされるので、ちょうど今が旬です!
そして、ヤリイカも、何に料理しても美味しい。
お刺身は、コウイカ類よりもコリコリした歯ごたえがしっかり楽しめます。
あと、筒状で調理ができるので、
炒めても煮ても、見た目に存在感とボリューム感が出ます。
今回は、ゲソ部分をバーリックバター醤油で。
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間違いない、居酒屋メニュー。しかも簡単!!
こうしてゲソだったり胴部分だったり、
部位によって違う食感が楽しめるのも、
イカの魅力の一つですね。