重機にのりたい
車で遠出して、何年ぶりかの土地へやってきたとき、道が変わっていました。
10年ほど前の地図を頼りに走っていたら、その地図では山林であった所に、現在は道路が通っていたので、従来の道路との位置関係がわからなくなり、右往左往してしまいました。
瀬戸市のはずれで。
勤務先以外でカーナビを使ったことはありませんが、あれもやはり、定期的に更新せねばなりませんよね。
常にあちこちで、新しい道路が作られてるものだからです。
私の家の近くでも、なかなかに壮大な道路計画が進んでいます。
よく片側交互通行になっているので、そこを通るたびに大抵止められ、進捗状況を横目で確認します。
作業は週休2日制で、土日はおよそ休みになっています。
土日にも、重機がどこかへ仕舞われることはなく、作業エリアに置いたままです。
乗り捨てられた、といった風情。
中断した地点から、作業をすぐに再開できるように、そうしているのでしょう。
略奪されないか心配になりますが、そんなことを心配するのは、私だけでしょうか。
高校のとき、一回だけドラグショベルに乗せてもらいました。
15歳やそこらの子供が、土木の先生の
「はい」
と言う掛け声に合わせて2本のレバーを動かすだけで、あの大きな機械がちゃんと動くのだから、すごいです。
それが楽しかったので、今でも自動車の普通免許しか持っていませんが、もっと大きな乗り物や機械を操作できたら、気持ちいいだろうなと思います。
あの心境、ギターを持った時の、いわゆる全能感にちょっと似ているかもしれません。
自分、何でもできる、みたいな。(勘違い)
また乗りたいです。