ADDress滞在記〜ふくしま12市町村〜
こんばんは🌘もうすっかり冬ですね。
このnoteでは触れることがなかったですが、今年7月から、ADDressという多拠点生活ができる住まいのサブスクを始めました。(初月4800円〜)
ADDressでは、全国270か所以上(2023年6月末時点)の拠点から、毎月契約しているプランの泊数分、好きな拠点に滞在することができます:)
旅行で週末利用する人から、がっつりワーケーションする人まで。
静かに自然に囲まれながら過ごしたい人から、交流がしたい人まで。
様々な利用方法があると思います。
ADDress会員さんは、ユニークで面白い人が多いなとか、
人に聞けば聞くほど・拠点紹介やインタビュー記事読めば読むほど、行きたい拠点が増えて楽しいなとか、
色々ありますが
今回は、ADDress自体ではなく、
ADDressが開催したイベントに参加してきたので、そちらで感じたことをまとめてみたいと思います。
10/27(金)〜10/29(日)、公益社団法人福島相双復興推進機構さんとADDressでの福島震災復興の共同プロジェクト『ふくしまチャットウォーク』に参加してきました。
ざっくりと、具体的には、
2011年3月11日に東日本大震災で甚大な被害を受けた地域の"今"と"これから"を、ADDress会員7名で学び、感じてきました。
読み進めて頂く前に、、、まず、ふくしま12市町村の方がどんなことを考えているかというと…
みにきて!ふくしまや
今年6月末まで行われていた福島県「来て。」割からも分かるように
「来て!!!」と。たくさんの人に福島に訪れてほしいと感じています。
震災直後「来ては行けなかった」場所が
今「来て!」と言っているのです。
たくさんの人に。一人でも多くの人に。
今の福島を知ってもらいたい。魅力を感じてもらいたい。
関係人口を増やして、復興をさらに加速させていきたい。
そういった願いとエネルギーをあちこちで感じた3日間でした。
下記では、具体的に見て体験したことを記してみようと思います。
1日目は、震災と復興に関する、事実を学ぶような日で。
2日目は、今福島に住むことを選んだ人たちと、実際に福島という場所を歩くことで、人と場所を感じるような日で。
3日目は、1,2日目を振り返って、まとめて、未来のために発信するような日でした。
具体的にお話しすると。。。以下の場所に行きました☺︎
どこもとても良かったので、気になる場所があればリンク先を覗いたり、どの辺にあるのかな?どうしたらいけるかな?と調べてみてください☺︎
(一部省略しています)
長めですが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです🥰
1日目
陽なたぼっこ
陽なたぼっこという、とっっても美味しいご飯やさんでランチをしました。
今回、参加者は関東で集合し福島まで来たのですが、ADDressと合同でこの企画をつくり上げて下さった相双機構の方々とも、こちらで始めてお会いし、自己紹介と共にとても美味しいランチを頂きました。
東日本大震災・原子力災害伝承館
ランチの後は、「東日本大震災・原子力災害伝承館」へ。
原発ができるまでの歴史・事故前の人々の暮らし・震災の影響・津波のこと・原発で起きたこと・復興への取り組みなど、様々な角度から、東日本大震災を説明してくれていました。
震災遺構浪江町立請戸小学校
東日本大震災・原子力災害伝承館から近い場所にある、震災遺構浪江町立請戸小学校へ。
個人的にはとても印象深い場所です。
地震から40分後に津波が到達したそうですが、地震直後に避難をはじめたこともあり、児童と教員の全員が無事に避難することができたそうです。
当時避難した生徒の方の「震災から10年後のぼくたち・わたしたち」という文集から、震災への思いや現在の活動を知ることができ、震災・津波を遠い出来事でなくよりリアルに実際の出来事として感じました。
大平山霊園
震災時、請戸小学校にいた方々が目指した大平山。
津波などで亡くなられた方々の名前が刻まれた慰霊碑と墓地がある大平山霊園は、「児童たちを救った山」として、語り継がれているそうです。
双葉町壁画アート
双葉町壁画アートを見に行きました。
この壁画アートは、アート集団のOVER ALLsさんが、従来型の町おこしではなく、アートの持つ力で心の火を灯すことから始めることで復興を加速させるために、双葉町に壁画を描かせて欲しいとお願いされたのが始まりだそうです。(ぜひリンク先読んで見てください✨)
人の心を動かすことから始める、ということが、復興においては新しいアプローチだと感じ、これからの復興の観点の一つとしてとても興味深いなと感じました。
とみおかワイン葡萄栽培クラブ
その後は、とみおかワインドメーヌへ。
福島の富岡という場所で、ワイン作りをやっているんだ?とピンとこないイメージでしたが、話を伺うと、
①富岡の気候がワイン作りに適していること
②長いスパンで考えて富岡でワインによってコミュニティを作りこの地に足を運ぶきっかけになればと考えていること
を知ることができました。
時期によっては、ボランティアも行っているそうで、この時期に合わせて訪れるのもとても面白そうだなと感じました。
とみおかプラス
その後は、とみおかプラスへ。
富岡町の現在や、移住のための制度を教えていただきました。(移住支援金・起業支援金があるそうです🥰移住先をお探しの方は是非一読を!)
移住については、隣のとみおかくらし情報館でも、詳しく教えていただけるそうです。
おうち食堂kashiwaya
夜ご飯は、おうち食堂kashiwayaへ。
こちらは、シェアハウスと食堂が同じ建物内にあり、シェアハウスの住人の方が利用されていたそうですが、1年ほど前から、一般営業もされているそうです。
とても美味しく、また、シェアハウスに住んでいる方とお話しするのも楽しかったです☺︎
岩沢海水浴場
夕食後は、岩沢海水浴場から、工場夜景を見ました。
少し寒かったけど、とても綺麗でした!
2日目
🚶♂️ふくしまチャットウォーク🚶♀️
今回の大切なイベント、ふくしまチャットウォークへ!
朝9:00頃、広野駅に集合し、天神岬まで、15kmほど歩きました。
・元々福島に住んでいた方
・移住された方
・福島県外住んでいて今回福島を訪れた方
など、異なる背景で福島に関わる人たちが、雑談〜福島への想いなど、色々話をしながらゴールを目指しました。
雨が降りそうでしたが、なんとか土砂降りにはならず、ゴールできました🫶
温泉後は、当日一緒に歩いた方々とBBQ♡
3日目
3日目は、1,2日目で見てきたことを発信できる形にまとめるワークショップで行いました。
ぷらっとあっと
多世代交流スペースぷらっとあっとで、今回のADDressの参加者7名で、今回訪れた場所を話し合いまとめました。
初めてGoogleMapを作成したので、慣れなかったけど、楽しかったです☺︎(完成したGoogleMapは後述←いろんなおすすめスポットが載ってます!)
道の駅ならは
最後は、道の駅ならはでお土産を購入しました。
種類も豊富で、とても満足な買い物ができました。
以上、長くなりましたが、訪れた場所でした!
今回は企画で訪れましたが、一つ一つもう一度、ゆっくりみたい気持ちにもなります。
今回3日間、短いけど濃密に、福島という場所に関わらせて頂き、私の思う福島の魅力は、人のエネルギー溢れる場所であることでした。
震災を経験し
津波を経験し
原発事故を経験し
一度0になった土地を復興させるのは簡単じゃないかもしれないけど
それでも、
たくさんの感情を経験して福島に戻ると選択した人や
自分の人生と向き合って福島に住むと決めた人のいるこの土地は
真っ直ぐで、一生懸命で、人間味の溢れる人たちがたくさんいると感じました。
東京も、いいけど
東京の感じとはまた違い
「生きる」を真剣に感じ考え、一生懸命向き合っているような。
様々な想いが詰まった場所だと感じました。
興味があるから行く。もいいけど、
何も分からなくても、何も分からないからこそ、
まずは足を運んで、そこを感じてみるのもいいと思います。
そうしてでも、一度は行ってほしいと思う、興味深くて面白くて奥深い場所でした。
学ぶことはもちろん、
「美味しい!」「楽しい!」「綺麗!」もあり、
沢山の方向に心が動かされる、今行く価値のある地域だと思います。
少しでも響くものがあれば、ぜひ行ってみてくださいね☺︎
福島相双復興推進機構さん、ADDressの皆さん、
今回はこのようなイベントを開催頂き、ありがとうございました。
【ふくしま12市町村周辺を訪れる際に参考になりそうな情報】
<主にADDress会員向け> ◎今回は広野A邸に泊まりました!
- みにきて!ふくしま(おすすめ観光ルート、8割行ったけどどこも行ってよかった!)
- 今回のイベントで訪れた是非行ってほしい場所が全部ピンしてあるGoogleMAP(会員限定コミュニティADDress+の2023/10/29の投稿にも載ってます♡)
<福島に興味がある人誰でも!>
- SOUSOU相双
- ふくしまの旅(双相)
- 福島相双復興推進機構さんのX、HPなど
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?