元総合格闘家、大山峻護さんに学ぶ 「人生の逆境から這い上がり、自分の夢を叶える方法」
大山峻護さんの経歴
幼少より柔道を始め、全日本実業体重別選手権で優勝。全日本サンボ選手権は4度制す。2000年に行われた、桜庭和志.VS.ホイス・グレイシーの試合に感銘を受け、その後に出場したアブダビコンバットを契機にプロに転身。第7回KOTCでは、自身より30キロ以上重いマイク・ボークを右ストレート一撃、僅か17秒で倒し、プロデビューを飾る。2005年3月に『HERO'S』に初参戦。ヴァレンタイン・オーフレイムを相手にアンクルホールドで一本勝ちを果たすと、その後、カク・ユンソブ、ピーター・アーツ、ホドリゴ・グレイシー・カーロス・ニュートンといった強豪からも勝利を収める。
目指したからといって、誰もがプレーを許されるわけではないアスリートの世界。プレーをする権利だけではなく、勝つこと、勝ち続けることが容易ではないことは想像に難くない。
そのような厳しい世界で、峻護さんの選手生活は華々しく、輝かしい成功はアスリート人生は峻護さんにとって”天命のもの、”峻護さんが”特別”であったからだと感じる人もいるのではないでしょうか。
しかし、”華々しく”見える峻護さんの選手生活には、”負け”や”大きな挫折”がありました。選手生命に関わる大怪我や敗戦を、峻護さんは乗り越えてきたのです。
そして、総合格闘家を引退した今でも峻護さんは夢を掲げチャレンジをし続けています。
今回は、そんな峻護さんの著書「負けから這い上がる方法」（井上裕之：共著）から、”人生の逆境から這い上がり、自分の夢を叶える”エッセンスを紹介します。
人生の逆境から這い上がり、自分の夢を叶えるポイントは、大きく３つです。
①自分に気づく
②想いが形になった後をリアルにイメージする
③覚悟を決める
①自分に気づく
自分に向き合い、「自分の心の声に従うこと」・「自分の中にモチベーションを見つけること」が大切である。誰かにやらされていたり、自分が納得できていな行動は”挫折や逆境”時に脆く、這い上がること・やり遂げることは難しいです。峻護さんは、常日頃から自分と向き合い自分自身の行動指針を決めていると言います。また、挫折を通じて自分と向き合い考え方・感じ方をアップデートして這い上がる行動につなげてきたと話しています。
普遍的な正解がない現代で強く生き抜くために、「自分に気づく」ことは重要なポイントです。
②想いが形になった後をリアルにイメージする
行動するエネルギーは、”ワクワク”することから生まれます。想いが形になった後をイメージすることで、”ワクワク”が生まれ、行動し続ける原動力となります。イメージする時は、よりリアルにイメージすることが大切です。『想像で泣けるか』がリアルにイメージできているかのポイントと峻護さんは言います。また、夢のビジョンは自分だけがワクワクするものではなく、”自分以外の人も喜ぶ”ものにするとより、ワクワクが倍増し、逆境でも行動し続けるためのエネルギーが強くなると話しています。
③覚悟を決める
自分の心に従い、自分の心の中にモチベーションを見つけた夢や目標は自分が納得できているため強いエネルギーになります。そして、自分も自分以外の人も喜び、ワクワクする達成イメージに向かって、行動し続ける”覚悟”を決めると心はさらに強くなります。逆境や挫折の時、自分が心から望む夢や自分一人の夢じゃないと感じていると這い上がるエネルギーが湧き上がりチャレンジし続けることができるのです。「不安と恐怖は消えない。常にワクワクと共存している。」と峻護さんは言います。覚悟を決めることは、不安や恐怖、挫折と共存し、それに打ち勝つエネルギーを持つことに繋がります。
もっと、詳しく峻護さんや「逆境から這い上がり、夢を叶える方法」を知りたい方は、書籍を読んでみてください。
逆境に負けず、夢を叶える強い生き方のヒントがたくさん詰まってます。
写真は、今年３月に峻護さんと奥様の純子さんが主催している「東日本大震災義援金募集」の際のものです。自分の心に従い、自分も周りも幸せにする峻護さんと純子さんのエネルギーは本当に素敵です。
私はフリーランス心理師として、企業様向けに従業員のメンタルケア（ストレスチェック/カウンセリング/社員研修実施）・従業員エンゲージメント向上のサポートを行っております。すべての施策は、企業様の社風や理念に合わせたオーダーメイドでのご提案です。
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重光咲希/SHIGEMITSU SAKI
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