【自分の強みの見つけ方3つ】
記事を読んでいただきありがとうございます。
臨床心理士の重光咲希です。
今回は、
自分の強みの見つけ方3つについてお伝えします。
強みとは?
まずはじめに、「強み」とは。
今回は、「強み」を、
(米)Gallup社の定義をおかりして、
「一貫して意識的に良い結果を生む能力」と定義します。
このように、
「一貫して意識的に良い結果を生む能力」と聞くと、
何をやっても成功しそうで、魅力的ですよね!
”自分もそんな能力ほしいな・・・”
”どうやったら、そんな能力を手に入れられるんだろう・・・?”
”何を学んだらいいのかな・・・?”
なんて思う方も多くいらっしゃると思いますが、
実は、「強み」は、
一人ひとりに既に備わっているのです。
そう聞いても、
え!?自分の強みなんて思いつかないよ・・・?
あったとしても、自分よりも強い人はたくさんいるし。。。
と、
自分ではなかなか気づきにくいのですが、、、
なぜ、自分の強みに気づきにくいのかというと、
それは、
「自分の強み」は自分では”当たり前に、ごく自然に”
出来てしまうことだからです。
そのため、自分で強みを見つけようと考えてみても
”これくらいできて当たり前だから、普通”
”出来ていることすら気づかない”
というふうになってしまうのです。
こんなふうに聞くと、
なんともったいない・・と思いますが、
多くの人がこのように、
自分の強みを正しく認識できていないのです。
強みの見つけ方について
では、どのようにして自分の「強み」を見つければよいのでしょうか。
方法は、大きく3つです。
①自問自答する(内省する)
②他者に聞く
③診断テストなどを受ける
以上の3つがあると私は考えています。
もちろん他にも方法はあると思いますので、
他のおすすめがありましたらぜひ教えてくださいね。
では、①〜③のそれぞれの具体的な方法をお伝えします。
強みの見つけ方①自問自答する(内省する)
自分自身に以下の5つの質問をしてみてください。
・私が最もワクワクする行動は何か?
・私が時間を忘れて没頭してしまうことは何か?
・私が人から最も感謝されたことは何か?
・私が私以外の人のために、自ら行いたいと思う行動は何か?
・私が最も達成感が得られ、自然に続けることができる行動は何か?
これらに関連付いたことが自分の強みである可能性が高いです。
強みの見つけ方②他者に聞く
こちらに関しましては、
友人や同僚に「私の強みってなんだろう?」とフランクに聞いたり、
両親に幼少期に得意だったことや夢中になっていたことを聞くことがおすすめです。
特に両親からの幼少期の夢中になっていたことなどの話は、
興味深い新しい発見につながる可能性が高いのでおすすめです。
強みの見つけ方③診断テストなどを受ける
これまで、
強みの見つけかた①・②を伝えしてきましたが、
私が特におすすめなのは、
【③診断テストなどを受ける】です。
診断テストを受けることの最大の良さは、
「客観的」に自分の強みを知れるところです。
自分自身を振り返って考えることや、
他者に聞いてみることも
もちろん効果的な方法なのですが、
【本当は違うんじゃないか】とか、
【気を使って言ってくれているだけなんじゃないか】
と主観が入ってしまい、
フラットに結果を受け止められないこともあるのではないでしょうか。
その点、
診断テストは、
科学的にしっかり作られていれば、
忖度なしの客観的な結果が出ますので、
フラットに結果を見ることができます。
そのため、
自分の強みを知る上で、
診断テストを活用することは、
これまで、
自分の強みを見つけるために、
①や②の方法を既に試している方や、
これから
自分の強みを知りたいと考えている人、
すべての人におすすめです。
とはいえ、
どんな診断テストでも効果的というわけではなく、
きちんと統計や研究を使って科学的にしっかり作られている、
信頼性の高い診断テストを活用するのが良いです。
その上で、
強み分析において私が特におすすめなのは、
(米)Gallup社が開発した
「ストレングスファインダー」です。
ストレングスファインダーは、
強み心理学の父ドンクリフトンが、
ビジネスで成功した200万人を研究し、
その成功の要素である強み(才能)を発見するために作った診断で、
既に、全世界で2200万人以上の人に活用されています。
また、アメリカでは、
Fortune500に選ばれる企業の90%以上が
優秀なビジネスマンの人材開発のために導入しているという実績もあります。
ストレングスファインダーは、
その人が意識しなくても自然とできる行動・思考・感情のパターンを表します。
そのため、
自分にとって当たり前にできることに隠れている、
【自分の強み】を見つけるのに、非常に効果的です。
ぜひ、気になる方は、
【こちらをクリック】からチャレンジしてみてくだいね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
自分の強みはなんだろう・・・?
という問いは、
とても奥深く簡単には納得のいく答えが見つかるものではないと感じていますが、
それでも「自分の強み」を
見つけ続けること、
試し続けることで、
だんだんとみえてくるのだと考えています。
もちろん、
一つの質問や診断だけでその人の本質を知れるわけではありませんが、
この記事が新しい発見のきっかけになりましたなら幸いです。
私は、臨床心理士として強み分析を使った個人・チームパフォーマンス向上、
強みを活かすマネジメント研修を行っています。
企業様向け人材育成研修、個人様向け強み分析コーチングを、
どちらもオーダーメイドでお受けしております。
ぜひ興味を持っていただけましたら、
質問・相談・ご依頼等どしどしご連絡くださいませ。
お問い合わせはこちらから↓↓
——*…*——*…*——*…*——*…*——
重光咲希/SHIGEMITSU SAKI
https://note.com/saki297/message
——*…*——*…*——*…*——*…*——