「人に頼ってはいけない」は自分の思い込みだった|#書く習慣 DAY1
わたしの第一印象は誰に聞いても
「しっかりしてるね」「落ち着いてるね」だ。
原因は色々考えてられるのだが、
まずひとつは見た目だろうと思う。
・顔つき(大人っぽい)
・声のトーン(低め)
・身長(約170cm)
このように落ち着いてみえる3コンボが揃いも揃っている。
他人からは、
頭良さそう(→実際は算数から躓き、小数点が出てきた時点で早々に諦めた)
器用そう(→実際は細かい作業は苦手だし、大概のことは人一倍努力しないとできないタイプ)
という印象を抱かれやすい。
仲良くなると早々にポンコツさがバレるので友達は微塵もこんな印象は抱いていないと思う。
てなわけで、第一印象がえらく自分と乖離しているため
特に仕事での場面では「可愛く人に頼る」がめちゃくちゃ苦手だ。
可愛く人に頼れる人をあれは才能だな〜いいな、と思うことも多い。
今の仕事に転職してからはや4年。コロナ禍になる直前に入社し
入社1ヶ月経つ前に強制的に在宅ワークがスタート。
(今はフル出社になったので1日ぐらい在宅の日が欲しいとわがままを言ってますが…🥹)
わたしの仕事は在宅でも問題ない仕事ですが、
人とのコミュニケーションが大切で先輩を見て学ぶことがとても多いお仕事。
今までの先輩たちは取引先へ随行したりして仕事を覚えてきたらしい。
ただ当時はコロナの影響もあり、仕事のスタイルがガラリと変わり上司も先輩も試行錯誤の段階だった。
だから、取引先とはリモートでのやり取りするので深いコミュニケーションが取れず、仕事のやり方の面では先輩や上司のやり方を肌で感じる期間がまるでなかったのだ。
やったことない、見たことない仕事を
うわぁ〜これ見たことないけどどうやってやるんだ!!となりながら見様見真似でやってみる。
自分のできることをフル装備してわからないなりになんとかカタチにする。そんなことがずっと続き、主体的に動く力や臨機応変に対応する力がついた反面、誰にも頼れない、しっかりしてる風の自分が完成した。
知らず知らずの間に他人に抱かれた第一印象に少しでも近づけるように
頑張りすぎていたのかもしれない。
経験上、しっかりして見えるって損なことも多い。
頼ったらできないと思われるんじゃないか
失敗しないしっかりとした自分でいなきゃいけない
見た目で抱かれる印象と自分の心とのギャップに
いや、そんなに頑張れないんです〜!と疲れ果てていた。
可愛く愛されるキャラクターだったら
すこしミスしても誰かがフォローしてくれるし
許してもらえるのだろうな、と。
でも、これは大きな間違い。
キャラクターの問題でもないし、人には人それぞれの悩みや境遇、そこに至るまでの努力があることに気付かされた。
この言葉を聞いて、ハッとした。
わたしが羨ましいと感じていた「可愛く人に頼る」ことができる人にも地獄があるのだ。
可愛く愛されるキャラクターのあの子も
毎日笑顔でいる努力や雰囲気作りに努めているんだな、と。
まず、わたしは自分が困っていることを周囲に伝えていなかったし、
失敗すること=悪いことって決めつけていた。
どれだけ自分が一生懸命仕事をしていても
自分で言わないと伝わらないもの。
新年度の異動をきっかけに上司と面談をし困っていることを打ち明けてみた。
それからは困っていることがないか聞いてくれたり
困っていると声をかけてくれるようになった。
案外、人は自分の気持ちをさらけ出すと手を差し伸べてくれる。
わたしたちはもっと気軽に人に頼っていいらしい。
こうありたいという理想は持っていたいけど
こうあるべきというがんじがらめの思い込みは捨ててしまおう。
わたしの当面の目標は、
・どんどん失敗できる自分になって、ポンコツな面も受け入れる
・可愛く頼る自分もいいなと思えること
にしよう。