【不妊治療】お花を愛でることは自分を愛でること
こんばんは、オカサキです!
先日、ちょっと早いのですが
実家の母に
母の日のプレゼントをしてきました。
あげたのは、フリージア。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
フリージアは「レギュラー陣」
ではないみたいで、
お花屋さんに行っても置いていないことが
最近は、多いみたいですね💦
個人で作られたお花を直売しているので、
リーズナブルですが、
とってもボリュームがありキレイでした!!
来月の母の日には、
パートナーのお母さんにも
今年はお花を贈ろうかなと思っています♪
母にも喜んでもらえてよかったです^^
「お花を見ているよ」とLINEをくれました。
そういえば、
私もお花に元気をもらったなぁ
と最近思うことがあったので、
今日は
「お花を愛でることは、自分を愛でること」
についてお話してみたいと思います^^
※不妊治療の話を入れています。
感受性の高い方は読んでいて、
気分が悪くなる方もいるかもしれません。
その際は、読んでいただき
とてもありがたいのですが、
一度読むのをストップ
してもらえたらと思います。
「お花に意味あるの?」
今でこそ、
お墓参り用のお花を選ぶのも
楽しんで選べるようになりましたが、
20代の頃は、花に見向きもしませんでした。
20代の時、仕事をバリバリしていた時は
「お花なんて、
すぐ枯れるのに意味あるの!?」
とか寂しい心を持っている自分がいました。
多分、仕事では
「背筋伸ばして、キビキビ動かなきゃ」
との思いが、
合理性や効率性を重視するあまり、
造花のように半永久的に続かない生花を
見たくなかったんだと思います。
最初の頃はキレイに咲き誇る花も
やがて枯れ朽ちる。
きっと、花を通して、
自分を見ていたんでしょうね。
「仕事をすることで、自分の価値がある」
と思っていたので、
大切なことに気づけていませんでした。
転職は4回ほどしてきたのですが、
「もうここで学ぶものはないかな」
「もう次の世代に任せられそう」
となんとなく思った時に、
身体に変化が訪れていました。
そう、メンタルがやられて
仕事に行けなくなるんです。
だけど、
雇ってくれた会社には申し訳ないですが、
これについては後悔していません。
「もう、そこじゃないよ」
と身体が拒否を起こすのです。
だから、いつも転職する時は、
「ここで学べるもの」
「次の世代に任せられるようになる」
この2つを目標にしていました。
で、この目標を叶えたら、
次のステージで新しいことに挑戦する。
これからもきっとそうやって、
転職しながら生きていくのだろう。
そう思っていました。
不妊治療を始めたら、
そうはいかなくなりました。
「働く=私」という誇り
不妊治療って、ざっくり言うと
病院に通わないといけないんですよね。
しかも、排卵日や生理などに合わせて
逆算していくので、
毎月日にちは決めれないんです。
だから、
「不妊治療中です。」
「妊活中です」
と言って自分が会社を休んでも、
「他の人に迷惑をかけてるんじゃないか」
「正社員のくせにと思われてるんじゃないか」
など、不安な気持ちや自分の思い込みで
通院のために休んでいても、
休みづらい・申し訳ない気持ちで
いっぱいでした。
そんな気持ちを抱えているので、
ストレスもフルMAXです(笑)
だから、私は責任と時間に拘束される
正社員で働くことが難しくなりました。
正社員で働くのではなく
パートにしてもらったのですが、
これがまた私には合いませんでした(笑)
25歳で離婚してから、
とにかくがむしゃらに働いてきた
20代だったので、
『働く=私という誇り』
を持っていたんだと思います。
実際、フルパートとアルバイトの
ダブルワークをして
休みがない週もありましたが、
自分に得られる体験や知識が
増えていくのが楽しくて楽しくて、
若さもあり、しんどいことも
乗り越えてくることが出来ました。
ただ、今回は「不妊治療」「妊活」。
ちょうど周りは妊娠・出産ラッシュで
不妊治療を本格的にしている人が周りにおらず、
「しんどいなぁ」
「病院行きたくないなぁ」
「また出来ていなかったらどうしよう」
という思いを
誰にも言うことが出来ませんでした。
母親になる資格がない
そんな中でパートの仕事をするのですが、
今までは
「ここで学べるもの」
「次の世代に任せられるようになる」
という2つの目標がありましたが、
不妊治療や妊活を行っている自分との
心の両立が難しく、
2つの目標どころではありませんでした。
不妊治療を行っていると、
お金を出して通っているんだから
「授からなきゃ!」
という精神的なよく分からない
プレッシャーを感じてしまうんです。
だから、生理がくると
「また今月もダメだった」
=「私は母親になる資格がないと判断された」
みたいな、
マイナスの思い込みが
スタートしちゃうんですよね。
だけど、誰にも言えないから
マイナスの思い込みを止められない。
誰にも言えないのも理由があります。
例えば、自分は不妊治療の
しんどさを吐き出したとしても、
受け取る側は経験していなければ、
困りますよね。
「私の周りでも、
不妊治療してる人いっぱいいるよ!」
と励ましてくれたのは
ありがたかったですが、
同じ苦しみの人に共感してもらいたかった。
経験していないからこそ
寄り添って言ってくれた言葉すらも、
「あなた、経験してないでしょ?」
って思ってしまう。
「子どもが出来たら出来たで、大変だよ」
という言葉も、
「自分は不妊治療してないからいいじゃん」
「子ども、授かってるからいいじゃん」
ってひねくれた考え方をしてしまう、
そんな自分がすごく、すごく嫌でした。
「自分が嫌」な状態だから、
仕事に対しても
どんどん自信を無くしていきました。
今までは、離婚してから独身で
なんでも自分で自由に決められたけど、
今は、パートナーがいて、
お互いに赤ちゃんを望んでいる。
仕事だけをして、過ごすことが出来ない。
不妊治療の精神的なプレッシャーを
吐き出せる人がいない。
気質的に、
完璧主義な部分もあったと思います。
どんどん自分で抱え込んでしまい、
仕事も不妊治療も中途半端になってしまい
どっちも辞めることになってしまいました。
そこからは正直、鮮明には覚えていません。
LINEを見ると、
退職をしたい旨を上司に伝えていました。
16歳の時のように、
また夜が眠れず、朝に眠くなる
逆転生活が始まりました。
お花でエネルギーチャージ
ご飯も食べられなくなり
布団とこたつを行き来していて、
ほんとに1日中ぼーっとする日を
1週間くらい送っていた時、
お花の定期便のサイトを見つけました。
とりあえず、
16歳の頃からそれなりに
どん底を経験してきているので(笑)
今回も落ち込むだけ落ち込んだら、
ちょっと気が楽になってきました。
とは言え、
エネルギーが0で元気もないので、
エネルギーチャージの方法を探していました。
お花には、
▶リラックス効果
▶元気が出る効果
など、心身のバランスを
整えてくれる効果があるみたいです^^
『今の私にぴったりだ』
と思うと同時に、
「お花なんて、枯れるだけで必要ない」
と思っていた20代の自分を思い出し、
『私でもお世話が出来るのかな?』
と不安になりました。
なので、試しに定期便の
お手頃価格のコースからスタートしてみました。
→medelu(メデル) – お花と一緒の潤いのある暮らし
届いたお花は、
小ぶりでとってもかわいかったです。
とりあえず、1週間を目標に
毎日水を替えてみました。
すると、
「なんか、お花かわいいかも…」
と少し心に余裕が出てくるようになりました。
20代の頃、あれだけ
「お花なんて、意味あるん!?」
って思っていたけど、
今は、意味なんて別になくてもいいんです。
どんな花でも、
この一瞬を一生懸命に咲いているだけ。
ただ、そこにいるだけ。
だけど、美しい。
私も、
仕事も出来ていないけど。
子どもも授かっていないけど。
一生懸命生きていてたらいいんだなって。
そんな思いを
お花をぼーっと見ながら、
自分の身体の内側からじわじわ
感じることが出来るようになりました。
さいごに
独身の時に楽しかった仕事も
不妊治療を経験することで、
「働く=私=自分の誇り」の
方程式をぶっ壊されました(笑)
だけど、そのおかげで
お花を美しさに気づくことが出来た。
「働く=私≠自分の誇り」
という新しい方程式にも出てきました。
多分、またこうやって
経験をするたびに
自分の今持っている価値観は
更新されていくのだと思います。
でも、それでいいんだとも
思えるようになりました。
赤ちゃんに関しては、
今は、私がママになる準備を
待ってくれているのだと思っています^^
それでも生理がくれば、
ツライなぁと思うけど(:_;)
でも、今はお花が
自分のとげとげした気持ちが
ほぐしてくれています。
こうやって、ひとつずつ経験してみて
新しい考え方の発見や
自分自身の心と丁寧に向き合っていくことで
実際に子どもを産んで育てる時に
ブレない自分軸を持って、
子育てをしていけるんではないかな
と思いました^^
\経験は財産/
今日も記事を読んでくださり、
ありがとうございました(・v・)/