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薩摩硫黄島遠征!自転車旅2 周遊編

自転車旅1上陸編の続きです。)午後2時を過ぎました。港にある観光案内所で自転車を借りて、観光地をいくつか回ることにしました。

電動アシストの自転車です。薩摩硫黄島を周遊するには坂道を避けて通ることができないです。電動アシスト付きで勢いよく自転車をこぐことができます。

港付近の住宅地から周遊を始めます。ヘルメットも着用します。

島内の道路はこんな感じ。狭いです。勾配もそれなりにあります。

観光で訪れる場所はだいたい案内が掲示されています。地図はありますが、この看板を頼りに進路を変更します。

最初に見るのは俊寛堂です。平安時代、俊寛僧都が流刑地で暮らしていた場所とされています。鹿ケ谷の陰謀で平清盛に対し謀反を起こそうとして流罪にされた人です。

自転車を降りて、苔のむす道を歩いていきます。歩き早々転倒して、左手首を強打しました。

家に帰っても腫れが引きません。

左手首を強打して、自転車どころではないのですが、回るところはすべて回りたいものです。

足元に注意してしばらく歩くと庵に到着しました。周りは人の気配が全くありません。

戻ってきて、左手をかばいながら次に進むのは東温泉です。目当ての一つでした。

東温泉に到着。階段を下っていき、しばらく海岸沿いの岩場を歩きます。

見た瞬間悟りました。入るの無理です!天候が悪くて、波が高かったので

入ろうもんなら波にさらわれてしまいます。せっかく海水パンツ履いてきたのに!

波が引いたところを下まで降りて一番近いところで撮影。波が近寄ってきたので、あっという間に撤収しました。晴れてて波が穏やかな時にリベンジしたいですね。

島内はそれ以外にも見どころがいくつかあります。椿がたくさん植栽されていました。椿油でも採取するのでしょうか?

安徳天皇の墓だそうです。安徳天皇って壇ノ浦の戦いで平時子とともに波の下にある都に飛び込んだのかと思ったよ。薩摩硫黄島には生き延びた平家にまつわる伝え話が色々あるようです。

左手を痛めながらもなんとか最低限周遊したいところを廻りました。お土産物を買いたいのですが、焼酎しかありませんでした。友人にあげるために焼酎「みしま村」を購入します。となりの黒島で製造しているようです。

午後3時30分からはおむすびチャンネルの配信でおむすび中継を行いました。他に配信される方がいなかったので、たくさんの方に参加して頂きました。おむすび中継では俊寛僧都の紹介をしたり。

薩摩硫黄島港周辺の海の色は赤いことをライブ映像で見せたり。
(おそらく海底から鉄分を含む温水が湧き出て海水と反応して赤くなっているんだろうと思います。土砂が流れ込んだからではありません。)

中村勘九郎が以前、硫黄島内で俊寛の舞台を上演した模様を説明したりと30分弱でしたが、おむすび中継を無事行うことができました。

2日目の日程がすべて終わったので部屋で焼酎を飲むことにします。

ほろよい気分で晩ごはんを食べます。焼き魚にあら汁に海の料理を楽しみました。

続きは 自転車旅3脱出編

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