動物タンパク質なしのラーメンいかが?
肉に関する話題です。ここ最近、ThreadsなどSNSで菜食主義や動物福祉の話題で討議が盛んになされています。菜食主義等の是非はここでは触れませんが、市民活動を各種経験している中、一つ思うのは市井に受け入れられるためにはそれなりの策が必要であると感じます。
先鋭的な主張は一般では受け入れられにくいのが現実です。いくら自らが正しいと主張したところで、他者が受認できない程であれば教育宣伝する手法を考えざるを得ません。各種市民団体の欠点として、団体が主張していることを理解できない相手に対して、「わかっていない」「もっと勉強をするべき」「アンチ」と非難する言葉をぶつけているように思います。
それはさておき、今回はこんな材料でお昼ご飯のラーメンを作ります。連休前半最終日、家でゆっくりして明日からの仕事に備えます。
用意した材料は卵の入っていない生麺、貝殻島産コンブ、庭で獲れたチンゲンサイのちいさいもの、調味料(唐辛子を塩と酢で熟成させたもの)を使います。
貝殻島産コンブを煮込んでコンブの旨味を取り出します。
若干の風味付けとして、青ネギの太い部分を使います。
具材は庭で獲れたチンゲンサイ。まだまだ小さいです。今回は小さくて構いません。
コンブがある程度、煮詰まってきたらチンゲンサイなりを投入します。
味付けは塩だけです。味噌とかは今回似合わないだろうと除外します。
残念ながら、ダシのパンチが弱いです。ダシスープに急遽とろろ昆布を加えます。
こんな感じ。最初から入れると薄まるので、これでいいのかも(笑)
生麺を茹で始めます。数分茹でるとちょうどいい柔らかさです。
赤トウガラシが塩と酢で熟成されています。これ作ったのは1月です。
キムチづくりで余った唐辛子を活用したものです。美味しいタバスコになりました。何回か利用しています。
ピリ辛にするために少し添えて見ました。最初はタバスコの酢の匂いが勝ってしまったのですが、スープに馴染むとほんのりピリ辛スープに落ち着いてきました。お昼ごはんいただきます。とろろ昆布をいれてもまだスープが弱い気がしましたが、美味しく頂けました。
ヴィ―ガンに話を戻すと、教育宣伝するなら周囲が拒絶する方法でなく、受け入れやすい方法で振り向いてもらい、徐々に深いレベルに誘導していく方が市井の理解が得られやすいと感じます。
今回の肉実験は動物性食品を使わずにラーメンを作るでした。こんな方法であれば少し楽しいヴィ―ガン体験になるのではと提案させていただきます。