家庭農園冬の陣 ライムギ栽培9 脱穀
この投稿はライムギ栽培8収穫の続きになります。連休後に収穫したライムギは1週間の乾燥を経て、いよいよ脱穀します。ライムギの粒とご対面です。
刈り取ったライムギは十分乾燥しました。ざるにぶちまけて脱穀していきます。
脱穀は手作業です。ライムギ穂のとげが手に刺さったりして指先は悲鳴を上げています。というか刺し傷がついてしまいました。
今回ライムギは収穫量が少ないことが予想され、1粒たりとも無駄にはできません。徹底して脱穀します。1粒も見逃しません。落ちていたら拾います。
これだけの穂を全て脱穀しました。2時間近く格闘していました。
脱穀後はもみ殻も含まれているので、これを風で吹き飛ばします。
再び竹のざるにあけました。外にでて、風の吹きあたる場所でもみ殻を吹き飛ばしていきます。
風が足りないところでは息を吹きかけて飛ばしていきます。
かなりのもみ殻が飛んでいきました。あともう一息です。
金ざるの網目にこすりつけて粒と一体化しているもみ殻を分離していきます。
もみ殻がほぼなくなりました。製粉といきたいところですが、まだ少量未収穫分があるので、第2陣を収穫、脱穀してから合わせて製粉することにしています。
なんとか脱穀作業を終えることができました。現在の収穫量は210gです。第2陣と併せて230gくらいまで嵩を伸ばすことができると2回くらい黒パンを作成することができます。
次回はいよいよ育てたライムギで黒パンを作成します。黒パン自体はグルテンが少なくパンが膨らみにくいことが知られています。そこで発酵に違う酵母を使うのですが、なかなか入手できないので、色々作り方を研究したいと思います。