2024.8.12 中川大輔八段・山根ことみ女流三段に会ってきた！
将棋ファンなら誰しもが知る、NHK将棋フォーカスの某講座。
山の日にちなんで駒テラスでトークショーがあるとのことで、行ってきました！
黄色い？声援でお二人入場
毎週楽しみに見ている将棋フォーカス内のミニ講座・盤上百名山。
厚みを築く将棋講座から、視聴者からの質問、おすすめの山紹介！など幅広い内容で、ニッカポッカ履いてた元・山ガールの自分としては興味深く拝見していた。
すると、8/12に駒テラスでイベントをするとの情報が！
これは行くしかない🏃♀️ということで、金曜日の地震による疲れも残しつつも開始30分前に到着。しかし熱心なファンがすでに複数訪れており、1列目ギリセーフだった！（眼鏡忘れてたので、大変助かった）
改めて中川＆山根ファンの多さに感動する。
そして二人の入場！掛け声やら黄色い声援やら、会場が熱気に包まれる。中川隊長のオーラ、半端ない＆おしゃれ！！！！ことみ先生、相変わらず素敵・・・
中川隊長の等身大パネルのお披露目
すぐお二人の話が始まると思いきや、連盟の職員さんが奥から何やら白い布のかかった大きなものを持ってきた。隊長の等身大パネルのお披露目をやるとか！
そう、売店のとこに置いてある、あのパネルです。
そう広くはないスペースだが、全方位に視線くれてホスピタリティが素晴らしかった。毎週「出発！！！オーーーー👊」やってたから耐性ついてきたと思われることみ先生可愛い。
ミニ将棋講座スタート！
さて本題のミニ将棋講座が始まるも、ここは流石の中川隊長！至って真面目！
揮毫された格言「金は下段に落とせ」や「王手は追う手」、「頭金」など用語解説しつつスイスイ駒を動かしていく。知ってたつもりだったけど改めて聞くと、本当に勉強になる。詰将棋も3手詰で良いから続けてみてとのアドバイス。自分もぴよ将棋頑張ろう🐣
待望のトークショースタート！！
休憩を挟み、お二人ともソファーに座られた状態でトークショースタート！
まずは盤上百名山の裏話。
あのザックにはタオルやシーツなどの軽い物を入れて膨らましてることや、ことみ先生が山グッズを買いに行くもめっちゃ怪しまれた話などなど。
普通登山初心者ですってショップ行ったら「どこ登りますか？」とか聞かれるよね。なのに、テレビでの衣装用ですとか言ったら店員さんも訝しむという訳で。
放送終了後はプレゼントされるらしいので、ぜひこれからも登山続けてください！
それから話は飛躍して、登山研の話へ（登山研のLINEグループがあるそう）。
みんなが大好きK先生（荷物多い方）の話出るかなーと期待していると・・・
やっぱりK先生のお話が！山行中どんどんペースが遅れてきて、荷物を代わりに持ってあげると・・・って話。詳細は割愛するが、ホロっとする話で新たな一面を知る機会に。ますますファンになったよ。仮名K先生！
それから、やはり将棋棋士。言葉は選んでたけど、特徴ある先生が多いので何かあった時に対応する副隊長がもう一人いるとのこと。遅刻やら、到着する駅間違っているやらは日常茶飯事のご様子。
盤上百名山でも頂上での調理シーンが放送されていたが、具材は皆で折半して持ってくるため、遅刻・キャンセル常習犯はネギやもやしなどの担当になるそうです！（休まれても傷が浅いようにね）
ちなみにK先生はきのこ担当だそうです！
ラストは質問コーナー！
消防士の方の質問「負けた対局後、気持ちの消火方法は？」（さすが消防士🧯）
との問いに、隊長「神経が研ぎ澄まされているので、インターバルが必要。お酒を飲んだりしていても、ふとその日指した将棋が浮かんでしまう。じっと待つしかない」と孤独な勝負師の一面が。眠れないこともあると。
一方、ことみ先生「私すぐ寝ちゃう（一同大爆笑）」
もう一つ質問「どうしたら強くなれますか？」
隊長「自分が小さい頃はね、将棋指すところはタバコのヤニで壁は真っ黒、畳も吸い殻が落ちてるような状態だった。そんな環境で、クマみたいな毛むくじゃらの将棋指しに勝ちたい！という強い気持ちが原動力になった」「勝ちが混んでくると、だんだんクマの品が良くなってくる（笑）」
あとは鷺宮の将棋センターからきました！って方達がいて、隊長のご師匠・米長先生が将棋道場を提供されていてプロの溜まり場となった話や、米長先生、青野先生、升田幸三先生など、隊長の言葉を借りると「鷺宮の人は癖がひどい！」話なども聞けた。貴重なお話をありがとうございます。
記念撮影タイム
あっという間に2時間が経過し、最後は出席者全員との記念撮影タイムに。
来た順番から、隊長とことみ先生に挟まれて、希望のポーズで撮影。
「出発！！！オーーーー！」か「マウンティング！！！」かパネルのファイティングポーズが定跡だったが、一人「普通のポーズで」って妙手が出て笑った。
ちなみにこの撮影会、皆撮影終わっても帰らない（見守られる）ので、いざ撮られる番になるとお二人を前にした緊張なのか、多くのファンにその恥ずかしい？様を見られる緊張なのかわからないドキドキ感があった。
実は先にも書いた通り、イベント前の8/9に地震で電車が止まり周り道をして帰宅した時の疲労が残っていたのだが、本当に行ってよかった。お二人から元気をチャージしてもらえた。良い夏の思い出になりました。
あと残すところ数回かと思いますが、テレビの前でマウンティングポーズをしつつ正座で拝聴したいと思います。
お忙しい中イベントを開催してくださった中川大輔八段、山根ことみ女流三段、将棋連盟の方々、どうもありがとうございました。