見出し画像

3か月でイギリス大学院に出願→合格するまで④履歴書と志望動機書

書類選考のみで選考が進められるイギリスの大学院受験にとって、CVとPersonal Statementは合否に大きく関わる重要な書類であることは間違いありません。でもどう書けばいいのか、、そんな方のヒントになると幸いです。

イギリス大学院の出願に向けて、限られた時間の中で準備をすすめるポイントを3回に分けてご紹介していきます。全体感は下の画像をご参照ください。第2回となる本記事では履歴書と志望動機書について私の経験を紹介します。

画像1

1.履歴書(CV)ー  視座と一貫性が大事

約10年の社会人経験をA4 1枚にまとめました。幸いシンガポールで就職活動をしたときのドラフトがあったのでそれをベースにブラッシュアップしました。英語履歴書のお作法などは、世の中にたくさんの情報があると思うので割愛し、「合格を出したくなる履歴書」を書くにはどうすれば良いか、私なりに考えていたことを記載します。

志望動機書(PS)との一貫性

志望動機書には自分の思いと関心を存分に書くことになるので、履歴書にはそれを裏付け、強化できるような事実を書き、一貫性を持たせることを意識しました。私はグローバル企業のローカル人事戦略に興味があったため、それににつながる経験は重点を置いて記載しました。

最後に留学エージェントに文法などのエラーがないか無料校正をしてもらっています。内容に踏み込んだアドバイスはありませんが、英語にミスがないか心配な方は利用することをお勧めします。

志望動機書は校正(7日間)も含めて10日程度で完成しました。


2.志望動機書(PS) ー 泣く泣くプロに頼る

履歴書は比較的スムーズに行きましたが、一転、志望動機書では自分の不甲斐なさに愕然とすることになりました。。私の失敗談をご覧ください。

志望動機書の作成方法は①自力での作成、②有料の添削サービスの利用があります。さけとばは、英語エッセイ作成経験が皆無でしたが、志望動機書は自分で書いてこそ価値があると信じ、まずは自力で書くことにしました。

①日本語の原稿を自力で英訳 ⇒ 挫折

まず日本語で原稿を作成し、それを英訳をしていく、という方法を取りました。自分なりには力作(笑)だったのですが、留学エージェントに無料の文法校正を依頼したところ、校正以前にこのままの内容では合格は難しいと結構厳しめのフィードバックを頂きました。英語堪能な夫にも読んでもらいましたが反応は同じ。特に以下を指摘されました。

 ・日本語で自然な表現、構成でもそのまま英訳すると不自然  

 ・英語力不足ゆえ、語彙が幼稚、文法の不適切さが目立つ

自分のダメ具合に結構落ち込みましたが、これが紛れもない今の私の実力です。「少し頑張ればどうにかなるレベル」ではないと理解したため、自力作成を諦めることになりました。

②ちょっと自己嫌悪。でも有料添削はさすがのクオリティ

残されたオプションは有料添削です。費用は約5万円。出費もさることながら、自力でまともな志望動機書を書けない人間が出願してよいものか、しばらく悩みました。

しかし「有料添削は不正ではないし、必要な投資だ」というサッパリした夫のコメントに背中を押され、利用することにしました。(普段は夫より私が豪快・即決キャラですが、私が迷っていることに対するの夫のジャッジはいつも光の速さです。。)

私が作った原稿と、いくつかの補足情報を提供してから2週間後(イースター休暇がなければもう少し早いらしい)、プロによる添削を経た志望動機書が手元に届きました。

出来栄えを見て納得。お金を払う価値を十分に認識できる仕上がりでした。


3.出願準備は甘くなかった

履歴書のような箇条書ではそこまで目立たないものの、エッセイでは英語力不足を痛感する結果となりました。

出願準備期間を更に短縮するには、最初から有料添削を活用するべきだったかもしれません。しかしながら、今の英語力不足をしっかり認識する上で、自力作成に挑戦することは必要なプロセスだったとも思います。

これから大学院で何千、何万字に及ぶ論文作成にあたると思うとクラクラしますが、今回の出来事が来年の今頃には笑い話になっているように、学術英語のスキルを磨いていきたいと強く感じる出来事となりました。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

次回は推薦書の準備を中心にご紹介していきます。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集