2024.5.19 はじめての前進座歌舞伎!
今日は初の #前進座歌舞伎 !初の池袋ブリリアホールでございました。
なんでいきなり前進座歌舞伎なのかというと、昨年から三味線を習っている #松永鉄九郎 師匠が演奏で参加されるということで、生演奏聴けるじゃーん!ってことで行くことにしたという。
チケットは師匠にお願いしたんだけど…そういう場合受付で引き渡し→入場が通常コースですが、今回は受付に預けられなかったということで、開演前に師匠から渡されるということが午前中に判明(;・∀・)ひえええ。
なんとか受け渡しは成功したのですが、約半年ぶりにお会いした師匠から言われたのは「凄いねーどこから見てもわかるよねー」って…(;・∀・)
えええ。
今回は大人しめのエスニックだったのにー!
師匠も長唄三味線の師匠には見えない服装だと思うんだけどなー(;^_^A
そんなことはさておき、私は3階席を希望したので、ブリリアホールの6階までエスカレーターで昇ります。
3階席の上からの見晴らし~。
結構急な段差になっているので、前に人が座っても障害にはならないかなって感じ。
今日はD列でしたがB列C列はガラガラ~。
それなのにD列E列はびっしり~。開いている席に移動したかったわー。
ちょっと窮屈でした。
■舞踊 雪祭五人三番叟
三番叟を演じる方も女流義太夫・女性の囃子方と、出演者全員女性。
女性が歌舞伎やっても構わないよねーって感じだけど、男性歌舞伎か女性歌舞伎かってのは見る方の好みの問題でしかないなと。
私は女性の高い声が苦手なので、そこが引っかかってしまって、集中できなかった。
あと、紙吹雪がとても素晴らしい演出という感想を読んでいたのですが、3階から見ると、その紙吹雪を上から見ることになるので、そこまでの感動はなく、どちらかというと、これだけ紙吹雪を撒くと舞台転換に20分かかるのも納得だわーと大変無粋な感想を抱いてしまうということに。なにせその転換時間に3階席まで聴こえる掃除機の音(;・∀・)
それと歌舞伎だと黒子が出てきて、色々お世話をするじゃないですか。こちらでは着付け後見とか裃姿の男性が黒子しているのですよ。へーって初めて見たかも~と思って見ていたんですが…。
お芝居中に臼がでてきて、それを演者さんが重そうに動かしているのに、その場面が終わったら、後見の女性が二人でさっさと持って行くのがなんかシュールでございました(笑)
その臼から出てきた設定のお餅は1階席に投げられていました。お餅の中身が気になったー。
■口上
■歌舞伎十八番の内 【鳴神】
舞台上手に不自然な形で幕が張ってるある…なんぞ?と思いつつも舞台を眺めていると、その幕の中には唄と三味線!
おおおおおー!師匠やー!と思いつつ静かに双眼鏡を構えて演奏鑑賞…している間に舞台は進んでいく(笑)
そして唄には去年のオーバードホール中ホールこけら落とし公演で長唄五連者で参加されていた杵屋 勝彦 さんでした!
さて鳴神のあらすじは…龍神を封印して雨を降らせないようにしていた鳴神がハニートラップに引っかかって龍神逃がされて、雷神になったという…(;^_^A
省略し過ぎですが、そんな感じのお話です。
歌舞伎は大げさな衣装としょうもない小道具の落差が好きです。
鳴神のぶっとい帯締め?やら、姫の着物は豪華に豪華を重ねたような衣装なのに、龍神が夜店の風船ですかレベルですっかすかーなところも大変楽しい。
明日が千穐楽です~♥
※千穐楽のショート動画に、ちらっと松永鉄九郎氏の演奏姿が拝めます!