人生が動き始めたかもしれない日の夜空
生きるまでいきたらば、死ぬるでもあらうかと思ふ
全部に値札がついている。お前も、俺も。誰も行けない月の土地にも、気が付きゃ値札がついている。誰が売って誰が買う?世の愚かしさに辟易しながら、今日も粛々人間家業。止まった電車に右往左往は、悲劇か喜劇か狂気の沙汰か。循環の外の我が身の孤独、そろそろ土に還ろうかとも思ふ。