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オーデンセ鉄道博物館@デンマーク に行ってきたよ【Spending】

近くにあるのになかなか行かない。
そうしているうちに引越しが必要になったり、忙しくなりすぎたりして行きたかった場所に行けなくなることも多々。
ということで、近くにあって一度行ってみたかったオーデンセ鉄道博物館/The Danish Railway Museumに行ってみました。

日本で鉄道博物館というと、私が一番よく行っていたのは神田の交通博物館(1911 - 2006)。後継施設が現在さいたま市にある鉄道博物館です。
感じとしてはそういった施設です。

場所はこちら。

オーデンセ(人によってはオーゼンセ)はフュン島にあるデンマーク第3の都市。
デンマークの首都コペンハーゲンからは電車で1時間ちょっとで行けます。
コペンハーゲンを除けば、主要な博物館や美術館が中心部に集まっている非常にコンパクトな街。
最近ではロボット関連企業や大学が集まり、学官共同でロボットクラスターが形成されている地域でもあります。

オーデンセ鉄道博物館/The Danish Railway Museumは、オーデンセ駅の目の前にあります。徒歩1分。


Odense駅を出ると正面にあります。
入口は右側。 ABENはOPEN。今日も開いています。

入口を入るとチケットカウンターがありますので、そちらで入場チケット購入。
大人120DKK。 だいたい2400円くらい。 子供は無料でした。
営業時間は基本的には10時~16時。閉館日は年に数回あるようでほとんどの期間開いていますが、訪れる際には確認された方がよいと思います。

紙チケット。かっこよ

さて入場。
実際に使用されていたSLや汽車の展示コーナーが充実。

SL展示

実際に運転席に乗れたり、客席に座れたりもします。

その他、昔の補修器具や修理用車両、王室用車両なども展示されていました。

合間には鉄道模型も見られます。
実際にボタンを押すと走り出す仕組み。
デンマークの日常鉄道風景を楽しむことができます。

ミニチュアもあります。動きます。
鉄道を乗せて運んでいた船のミニチュア。鉄道連絡船。

また鉄道連絡船も。
最近までデンマークでは鉄道連絡船が普通に使われていたのですが(Vogelfluglinie: Bird flight line)、2019年にClose。
残念ながら私は実物には乗れていません。

さて他の展示も。
個人的に一番良かったのが、Inter Railの展示でした。

Inter Rail:インターレールは現在ヨーロッパ33か国を結ぶ鉄道網を定額料金で旅行できるというもの。
インターレイルパスは、EU市民またはEU居住者のみが使用できるチケットです。EU以外の市民や居住者は、代わりにユーレイルパスというものを利用できます。
とは言ってもいろいろ例外規定はあるようで、EUを離脱したイギリスは使えるようなので抜け道はあるようです。

ヨーロッパのバックパッカーがよく使っていたと聞きます。
一度インターレールパスで周遊してみたいと思っているのですがまだ実現できず。
EU市民であれば買えるチャンスがあります。

さて車両も展示されています。

乗り口。階段分だけ穴になってしまうので、扉が閉まると階段部分はふさぐ構造に。
当時のDSBのチケット
インターレールのルートと当時の旅行者の手記
この荷物で旅していたんですね。

インターレールの車両は一部現存する座席に座れるスペースもありました。
結構乗りごこちがよいのでしばらくの間休憩しながら本を読んだりしてインターレールの旅を楽しんでいました。

さてお次は外展示。
車両基地。扇形庫。
真ん中の転車台を中心として扇形に車両格納庫が設置されているスペース。

立派な扇形庫
SLは整備していました。 話を聞いたらこちらのSLは動くそうです。
石炭をひさびさに見た。
屋内外を走るミニ列車。大人も子供も乗れます。楽しい

屋外は展示の他、滑り台や散歩道などが整備されていました。
カフェもあって一日中楽しめる仕組みがいっぱい。
わくわくがとまりませんでした。

あなたもオーデンセ鉄道博物館/The Danish Railway Museumを一度訪れてみてください。

いつかInter Railで旅をしてみたい。
辿りついたらそこがスタート。
それでは今日も良い一日を。

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