Buen Camino_Portugués-8【pilgriming】ポルトガル巡礼の道
これまでのあらすじ。
スペイン巡礼道の1つ、ポルトガル巡礼路を歩く旅がスタート。スペインに入り、初の宿満杯の憂き目に合いつつも前に進む。
今日は日曜日の壁を乗り越えることができるのか。猪突猛進。
今日はRedondela→Pontevedra(19.64km)の予定。
昨日のNoteはこちら。
Buen Camino_Portugués-8【pilgriming】ポルトガル巡礼の道
周りがガサガサしだして目覚める。
AM6時。
今日は7時半には出たいので準備を進める。
朝食は昨日の残りのエンパナーダとハム。
ハムはカバンに入れたときの状態が悪かったのか少し空いていて中の水が出ていた。
袋がハム臭い。
朝からテンションが下がる(自分のせい)。
Union Deportiva Santa Mariaのスタジアム。街クラブだけど設備がしっかり。
歩いて思ったが、明らかに巡礼者が多い。
100km以上歩くと証明書を発行してくれるためTuiやその後の街から巡礼をスタートする人が多い。
昨日は公営アルガルベに泊まれなかったため今日こそ泊まりたい。
しかし明らかに疲れている。
疲れを嫌でも認識する。
肩が痛い。背中が痛い。内側靭帯が痛い。足首が痛い。首に少ししびれ。
昨日から開始組と比べると明らかに分が悪いが一歩一歩あゆみを進める。
石造りの家が並ぶPonteSampaio。
ザ・スペイン西側の港町の景色。
ちょうど10km中間地点。
ここまではお店とカフェ無し。
人々はどこで食事をしたり食料を買うのか。
生活感が無い。
最後の5km程は2つの道を選べる。川ゾーンか国道ゾーン。
ストック使えて日陰が多くありそうな川ゾーンを選ぶ。
栗が一杯落ちていたが中身は全くなし。
日本の銀杏拾いの老人さんたちと同様にスペインの老人さんたちも栗拾いをしている。
そしてPontevedraに到着。
さて、今日は公営のアルガルベに泊まりたい。
なので開店前に1時間ほど並んで待つ。みんな紳士。ちゃんと列を作る。
バックパックを並べて日陰で待つ。
でもちょっと待ち方が悪かったかもしれない。
巡礼移動時にかいた汗そのままに半袖で休憩を取ってしまった。
体が冷える。
ちょっと喉の調子が悪いように感じ始める。
宿代は8€。にこにこ現金払い。
各ベットにUSB充電器付きだから喧嘩にならなくて良い。
やっぱり8€。スペインガリシアの公共宿は8€固定なのでしょう。
まずはシャワーだ。体を温める。
時間ができたので、街をゆっくり観光。
朝早く出るとこれができるから良い。
観光して疲れたら、カフェでぼーっとしたり、宿で寝たりができる。
日曜日の壁は確かにあった。
Pontevedraの町に入りスーパーマーケットがようやく現れましたが、Gadis、LiDl、Mercadona、Dioなど全部閉まっていました。
しょうがない。日曜日。
その代わり15時までやっていたパン屋とデリを見つけて無事購入。
水はアルガルベの水道水を飲みます。
壁は超えた。
教会に向かう。
宿に戻ってきた。
上の写真とは別でエンパナーダなどをいろいろ買いすぎたため明日の朝の昼に回します。お腹が空いている時に買い物に出るとついつい買いがち。
うまい。
エンパナーダといえば初めて食べたのがアルゼンチンを旅していたとき。
El Chaltenにあるチェ・エンパナーダというお店。
ここのエンパナーダが美味しくて感動しました。
冷めても美味しいからフィッツロイトレッキングにも持っていったほど。
あなたもEl Chaltenを訪れたらぜひ行ってみてください。
後初めて見た施設がこれ。
ホスピタリオ(ボランティア)がマッサージをしてくれるというもの。
体はバキバキで疲れていたのと体が冷えて風邪気味になったのでやっていただきました。
お代はドナティーボ(寄付)。しっかりお渡ししました。
体がスッキリしました。
今日出会った面白い人。
写真OK。チェコの女の子。
文字の書かれたボードとTシャツを着ている。
なんと書いてあるかというと
これを持って要所要所で写真を取っているそう。
ボード:母は生きています。
Tシャツ:私は娘
説明してくれたけどわけわからん。
薬を飲んで寝る。
それでは今日も良い一日を。
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