新しい本を読んだら、前作で読んだ内容を実践していることに気付いた話。
おはようございます、上田です。
本日は、お気に入りの作家さんの新作を読んだときに、その方の前作を読んだときに書いてあったことを実践していることに気付いたというお話。
せっかく読んだなら、ひとつでも実践する
以前にも記事に書いた権藤さんの新刊が出ていたので、読んでいたんです。その時の記事を見返していたら、ちょうど法人を作るきっかけがあった時期でした。タイムリーw
今回は、「損をしない人の考え方」というタイトルでした。
世の中は「いい人を演じた結果、損をする人」は多くいるのに対して、「いい人を演じた結果、得をする人」は少ないという現実があります。
という、冒頭の言葉を見た瞬間に「あ、自分もこれだ!」と思って即購入。
内容については割愛しますが、読み進める中で、普段自分がやらかしている部分を整理できてとてもなったんですが、その時にふと振り返ったんです。
そういえば、前作を読んだときに書いてあった内容、実践していることがあるんだろうか、と。
と思って、前作も読み返したら、ちゃんと実践していることがありました。
それは、「イエス、アンド法」という会話の手法。
その昔は、営業トークなどで「イエス、バット法」を用いてクロージングを取れ、などと言われていましたが、結局自分の意見を通したいので相手の意見を否定している感が否めないんですよね。
一方の「イエス、アンド法」は、相手の意見について共感したうえで、「だから、こうしてみたらどうかな」と、相手の状態がいままさに「そう」だからこそ、やったほうがいいという、相手のためを思っていることが伝えられる伝え方。
薬局薬剤師の仕事で、薬を飲むのが継続しづらい患者さんや、病気に対して気になる事がある患者さんとのコミュニケーションの時や、
プライベートで友人から相談された時などに、「イエス、アンド法」で伝えている自分がいることに気付きました。
読書とは、偉人や先達の知識や経験、感性を解説してくれている本から、自分をアップデートするもの。
読んで「よかった」で終わらせるのではなく、その内容を一つでも実践しているかが重要と10年前に教わってから、特に意識するようになっていましたが、気づけば無意識でも実践に取り入れている自分の成長に気づける瞬間でした。
これからも、読書の継続と内容の実践で、毎年成長できる人生にしていきます。