成年年齢が引き下がったら、お酒とタバコも18歳からなの?!というお話。
こんにちは、上田です。
本日は、会社としてお酒を売ることができるようになる免許を取得するのに必要な、酒類販売管理研修に行ってきたので、そのお話。
4月1日から民法の成年年齢が18歳に引き下げ
この研修を受けたときにビデオ学習の時間があったのですが、ちょうど改定直前のタイミングで受講したので、最新の情報が追加されていたんです。
そのビデオの中のロールプレイを抜粋。
なるほど、確かに!これを言われたら、何も知らない店員レベルではこれは売ってしまうかもしれない!
では、なぜお酒とタバコだけは20歳以上からになっているのか。
これは、法律的な問題だけではなく身体的・精神的・社会的な問題であるということからです。
とはいえ、法律もちゃんと変わっています。
今までは民法において、未成年者飲酒禁止法(未成年に対する飲酒の禁止)という法律で規定されていたようです。
この法律が、未成年の年齢が引き下げになるのに伴い名称が変わって、
二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律になったとのこと。
つまり、明確に20歳以上じゃないとお酒呑めませんよっていうわかりやすい法律に変わったんです。
ちなみに、この研修を受けて初めて、者という漢字を法律的にはシャと呼ぶことを知りました。
講習中に講師の方が、頻繁に「シャっ」「シャっ」って言ってはるのを聞いて、途中からガッツポーズも入れてるんじゃないかと妄想するレベルでした。
なぜ、20歳未満はお酒を飲んではいけないのか
では、なぜ、20歳未満の者には飲酒を禁止しているのか。
テキストから抜粋して、改めて未成年にこの情報が届くように記載します。
つまり、事象としてはお酒を飲む、という行為ですが、それがひいては法律なんて守らなくてもいいっしょ!という思考形成のきっかけになりうるのが問題ということ。
他の項目もほとんどは成人にも当てはまるため、お酒好きとしては知識のジレンマの部分もありますが、
そういえばそもそも薬剤師として栄養学的にも医療的にも知識を勉強しているうえでジャンクフードやカップ麺を食べている自分としては、今更だと感じたときに、まさにこの直前に上で書いていた「今更、大丈夫っしょ!」という思考が形成されていることに気付き、人の振り見て我が振りを直すことの大切さを学びました。
あ、でもね、言い訳させてください。お酒にも、いい点はあるんですよ?
飲酒と循環器系疾患の全体の死亡率との間には、Jカーブの相関があるという報告があるんです。
つまり、1日当たりビール350mL~500mLくらい、日本酒だと1合くらいに相当するアルコール量までだと、いい感じということです。
※すべての人に当てはまるわけではありません。
日本酒が1合で辞められるか!
という問題はありますが、昔、晩酌でビール飲んでいた時なら納得な量の気もします。
これは、お酒に限らず何ごともそうですが、ほどほどに楽しむのが一番いいんだなということ。
話変わって、お酒の免許取得まで、あとは友人にお願いしているホームページができたらやっと申請できるところまで来ています。
仕込んでいるお酒の第一弾もそろそろ出来上がる予定。
いまから、次の状態が楽しみです。
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