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【イベントレポ#02】Q&A 企業内RD環境プロジェクト(石黒友理/RDDin酒田西高実行委員会)

こんにちは
酒田コミュニティ財団設立準備会です🌈
ご覧いただきありがとうございます。

はじめに

2024年11月23日(土)に
まちづくりプロジェクトの祭典
SAKATA PROJECT DESIGNERS

開催されました🎊


参加者は約100名!
40名の高校生・大学生・社会人が
自分たちの事業・活動・研究を
発表してくださいました。

発表を受けて参加者の皆様から
たくさんのご質問をいただいておりました。
しかし質疑応答にたくさんの時間をとることができませんでした😕💭

今回は、発表者の方々にご協力いただき
イベント当日に寄せられた
質問やメッセージにお答えいただきました🙌
(発表者の皆さまありがとうございました!)

Q&A 第1弾は、
企業内RD環境プロジェクトについてです!


企業内RD環境プロジェクト

発表者:石黒友理/RDDin酒田西高実行委員会(酒田西高等学校)
活動内容:希少・難治性疾患の認知度向上活動
※2024年11月23日時点

【ビジョン】

大人になっても酒田が魅力的なまちであると感じるためには、安心で幸せなくらしができることが不可欠です。困難な状況になっても支え合うまちであれば、そこで働き、暮らしていこうと考えることができます。
RD(希少・難治性疾患)という困難に対して、当事者本人や家族がどうはたらき続けるべきか、会社はどうあるべきかを高校生とともに話し合い、社会共創を考えます。

【課題】

市民一人ひとりがRDについての理解を深めながら自らの問題として捉え、RDの特性に応じた適切な配慮について知る必要があります。
社会生活においては、RD対応には障害者雇用制度外での合理的配慮が必要になるが、そのためにはRDの特性について経営者が学習する機会が必要となります。また、市民の理解のための機会設定も重要です。

【解決法】

・企業内でのRDに対する適切な環境を学ぶセミナー(企業経営者、人事担当者、RD当事者等30名程度)
・RDを入口として、ダイバーシティを踏まえた暮らしやすいまちを考えるフォーラム(市民、医療福祉関係者、当事者等70名程度)

この2つの企画で、多くの市民の方々に自分ごととして考えてもらう機会を創出する。

【強み】

セミナーやフォーラムでの講師等には、積極的にRDの支援活動や啓発活動を行っている専門家が想定されるが、その人材の多くは県外在住者である。当団体は、3年間にわたる酒田市公益活動支援補助金事業でのRD啓発活動を踏まえ、当事者や企業、市民にとって多様なニーズに対応できる専門家とのつながりがあり、効果的で多様な企画が可能。また、市内の企業や市民がRD当事者のみならず、女性や高齢者などの社会参加について良好な環境を考えることで、暮らしやすいまちづくりへの活動が広がっていくことが期待できる。


Q&A

プレゼンテーションを受けて参加者から寄せられた質問にお答えいただきました✏️


Q1. イベントに毎回来てくれる社長さんは具体的な策などを実践されているのでしょうか? もし実践しているようでしたらそちらの策を教えていただきたいです。

A1.会社内でのRDへの理解を進めるために、社員さんに機会を設けてお話をしているようです。また、商工会の中で、障害者雇用の検討にRDへの対応も入れ込むことをされているようです。さらに、実際にRDの社員さんに合理的配慮をされているようです。



Q2. 大企業が対応している事例があるとのことですが、どんな環境整備をしているのでしょうか。

A2.神戸の会社さんの例ですが、役員をトップとしたRD委員会があり、営業や製造、総務など各分野から委員を出して、社内研修やRD当事者との交流、支援などを行っています。委員は数年で交代し、多くの社員が関わる工夫を行っています。ただ、社内で当事者が出た場合の合理的配慮について検討したりしますが、障害者雇用を超える対応は特にしていないようでした。しかし、社員全員がRDのことを知っていて、合理的配慮について理解していることが素晴らしいと思いました。



Q3.RDの方と共に生きていく社会を作るために私たち個人ができる事は何かあると思いますか。

A3.「自分や家族が明日発症するかもしれない」という自分ごととして捉える姿勢を持つこと。マイノリティのためにマジョリティが普通としている環境を変えるのではなく、「誰もが安心快適にくらしていける環境に変える」ために自分ができることを考える。この2つだと思います。


さいごに

RDDin酒田西高実行委員会の皆様
ご協力ありがとうございました🥰

実際にRDDin酒田西高実行委員会の
プレゼンを聞いたり、
セミナーやフォーラムに参加したりして
希少・難治性疾患について知った人、
自分ごととして考えるきっかけになった人もいるのではないでしょうか😌

当事者になってから考えるのではなく、
今から知っておくこと、環境を整えておくことで
将来安心して働き暮らすことができると思います。

ぜひこの機会に皆様も調べてみてはいかがでしょうか🤓

SAKATA PROJECT DESIGNERS Q&A
第2弾の投稿もお楽しみに!



今後も
・私たちの活動について
・イベントの記録
などなど発信していきますので、
ぜひフォローして投稿を
お待ちいただけると嬉しいです🙌

最後まで読んでいただき
ありがとうございました🙇‍♀️


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