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【新品の包丁🔪、そのまま使っていませんか?〜包丁研ぎのすすめ〜】

サカナサバキ教室の生徒さんから、

「先生、包丁研ぎのレッスンってやらないんですか?
出来ればやって欲しいんですけど。折角包丁も買ったので。」

と相談を受け、先般、開講8年目ではじめて包丁研ぎの講座を開催しました。

もちろん、正社員時代、現場で包丁を使う以上、研ぎ作業は必須で、毎日仕事終わりにはやってはいたのです。が、捌きほど自信を持って提供出来るコンテンツではなかった(はっきり言って自己流で、研いだ翌日にはもう切れなくなったりという事が続き、これだ!という確信が持てなかった)ので、なかなか教えるには至らなかった経緯があります。

今はこれまで営業で担当していた派遣スタッフや、現在の就業先従業員の方々からアドバイスを受けたり、自身でも調べてそれらを実践した事もあって、なんとか教えられるレベルには達したかな、と思います(まだまだ勉強だけど。来月、研ぎ師の方の講習受講予定!笑)。

ところで新品の包丁ってバリバリにすぐ切れると思っていませんか?

実は刃がそんなに付いていないので、まずは荒目の砥石で刃をしっかり付けてから、細かい目の砥石で仕上げていく、という事が必要です。

そんな時間⏰無いわ!シャープナーでいいじゃん!

いやいや、それこそ付け焼き刃ですわ。
すぐに切れなくなるし、それが習慣になると包丁が飛行機✈️のコンコルドか鎌包丁になってしまいます。

ちなみに、、、
出刃包丁🔪の、刃のところって傾斜していますが、
そこは「しのぎ」といいます。

「しのぎを削る」

という言葉、ここから来た、と言われています(諸説あり)。

あ、新品の包丁で講座に臨まれた生徒さん達、受講後、チカラを入れなくてもスパスパ切れた!と、喜んでいただけました!

🐟包丁研ぎ、よろしいでぇ!
気が散ったら間違いなく指切ります!
なので、一心不乱に研ぎましょう!
精神統一にも良いですよ!
私も研ぐ時は「お願い!軽く切れてね!」としか
念じません!
無の境地に入りたい方は是非是非!笑笑

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