自分がこころを病んでいた頃のこと
やはり自分のことは書いておくべきかと思ったので簡単に。
ちなみに自分は大雑把で心の強い人間だと思い込んでいました。
ある日突然地下鉄の中でざわざわした感覚が起き、どうにかそれを堪えて帰宅。
その後自分が自分でないような感じがしたり、些細なことがものすごく心配になったり、逃げ場のない場所が苦手になって映画館などからも足が遠のいていきました。
近所の精神科に通って服薬はしていましたが、かなり頑張らないと仕事ができない状態になってしまい落ち込み続ける日々。
よく眠れず、食欲も落ちて体重も減って周囲からはダイエットすごいね!と言われたものです。
「うつ病ではないか」と病院に訴えるも抗うつ剤は処方されず、他の精神科を頼ることに。
新しい先生はサバサバしていて言葉は強めでしたが「あなたの訴え通りうつ病です。なぜ抗うつ薬が処方されなかったか理解に苦しみます、一緒に治して行きましょう」と言ってくれました。
自分の言葉を肯定されただけで本当に心強かったのを覚えています。
その後うつ状態は一旦酷くなりましたが、カウンセリングの併用が上手くいって改善。
しかし本格的なパニック発作を起こしたり、不安が強くなったり、次から次へという感じでその都度処方や通院の間隔など調整していただき、どうにか乗り越えてきました。
ここ数年は安定しており、薬も通院頻度も格段に減っています。
そしてこれは私だけなのかもしれませんが、辛くて辛くて死んでしまった方がいいとすら思い、泣きながら仕事を続けたこと自体は覚えているのですが、具体的にはどう辛かったかは忘れてしまって思い出せないのです。
寛解して時が過ぎれば昔の自分に苦しまなくなった。
前回も書いたけれどこれも過去の自分に教えてあげたい。
とにかく心細くて、そのことに気を取られて全く気の休まらない日々、自分の未来も絶望的だとしか思えなかった。
これでは脳だって疲弊して働きも悪くなっていたことでしょう。
今でこそそう思えるのですが、とにかく当時は不安に支配されてしまっていたのですね。
簡単に〜と書き始めたのに結構長くなってしまいました。
次はもう少し役に立ちそうなことがかけたら良いと思いますが、自分のペースでやってみます。
スキしてくれた方ありがとうございます。本当に嬉しかったです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?