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#新潟・佐渡沖の目鯛
※本日、市場はお休みです
『ギョロ目のちょっとグロテスクな深海魚』
初めて目鯛を見た時の印象です(昨日仕入れました)
『人は見た目が9割』の法則もあるようですが
『魚は見た目が5割』ぐらいですかね(体感)
見た目が悪くても、ワンチャンあります、グロテスクな魚の方が、美味しいパターンも多いので
目鯛の特徴としては
・まんまですが、目が大きい
名付けの由来にもなっていますが、光が届かない暗い深海でも見えるように発達した大きな目玉 → 目鯛
名前は目鯛だけど真鯛の仲間ではなく、イボダイ科で、山陰などではダルマと呼ばれます
・口先が短く、先端が丸く、成長すると90㎝以上になることも
・ヌルヌルの粘液に覆われている
粘液の分泌量が非常に多い魚で魚体にヌルヌル、ネバネバが多くついておりますが、このヌルヌルは鮮度の良し悪しには関係ないと思われます
・日本各地で水揚げされ、旬は産地によって提唱されている時期が違ったりするのですが、程よく脂が乗った状態ならいつでも美味しいと思いますが、新潟・佐渡の目鯛は秋→冬が旬と言われております
身体の大きさに対して可食部は多く(歩留まり良しです)
グロい見た目とは裏腹に、鮮度が良い目鯛は艶のある白身で美味、刺身や握り、カルパッチョ、マリネなどは定番です
火を通しても身が固くならないので、個人的にはポアレがオススメ、皮をカリカリに焼きたい欲求にかられますww
他にも、鍋、しゃぶしゃぶ、唐揚げ、煮付け、幽庵焼き(ゆうあんやき)など
目鯛の楽しみ方は多彩、良い魚です
まさに
『魚は見かけによらない』
ですね!!
それでは、また!!