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新潟・佐渡沖のチカメキントキ
ビジュアルは金目鯛に似てる魚ですが
チカメキントキ(近目金時)です
名前の由来は
①近目
目が大きく、吻(くちびる)と近く間隔が狭いという意味合い
②金時
誰もがその名を聞いたことがある「金太郎」(まさかり担いだあの人です)
実は、その昔「坂田金時」という名で
歴史上に実在した人物だったのです(マジかー)
彼が活躍したのは昔話の中だけではなく
金太郎が認められ出世 → 京の都で侍に → 名前は坂田金時に
坂田金時、特定しました↓↓↓
坂田金時が赤ら顔の侍だったので、赤色を意味する言葉として金時を使用
目が大きく吻と近い赤い魚 =近目金時 =チカメキントキ
こんだけ派手な名前が付けられてるのに
地方毎に呼び方が異なり
アカベエ、アカメ、アカメバチ、イーキブヤー、カゲキヨ、カネヒラ、キヌダイ、キンキン、キントオジ、キントキ、サケナイ、スノコネコ、セウゼウ、タイノオトト、トージ、ミヨオジヨオイオ、メノシタ、メヒカリ、ヘイケウオ、ヒノマルなどがあるそうです(統一してくれー)
カゲキヨ、サケナイあたりは非常に気になるネーミングですがww
基本、新潟ではチカメキントキと呼ばれております
水揚げはあまり多くはないですが、派手な魚なので印象に残りますね
旬は晩秋からですが、旬でなくとも十分に美味しい魚です
美しい白身で見た目も良いので、鮮度がよければお刺身で
皮を引かずに湯霜造りや焼き霜造り、そして握りもオススメです
その他、煮付け、しゃぶしゃぶ、洋風だとポアレなんかも良いと思います
もしチカメキントキにどこかで出会ったら
絶対買いです
その時は
金太郎がその昔、実在したという衝撃の事実を噛みしめながら
刺身はもちろん、煮つけ、内臓まで美味しくいただきましょう!!
それでは、また!!