特別じゃないと嬉しくない：白神

君が私に「かわいい」と言った
私は嬉しいなんて思わない

だって君は息をするように甘い言葉を吐く
誰にだって同じように甘い言葉を

私は君の特別になりたいのだ
甘い言葉を吐かれて喜べるわけがない 

いっそ君に嫌われればいいのだろうか
君の特別な言葉を聞くために

お疲れ様です！！
逆撫でロマンスのベース担当、キャラメル文庫の白神です！！
今日のnoteは私です！！
お暇でしたら読んでいただけると嬉しいです！！




バンドメンバーで集まると、練習後、みんなでご飯に行くことも多いです。
人とご飯を食べることなんて、一人暮らしだとなかなか無いので楽しい。
だけど、私はそのご飯について一つ言いたいことがある。
『ラーメン、焼肉、寿司の頻度多すぎない？』 



バンド練習後のご飯は、大体、「ラーメン、焼肉、寿司」のどれかに決まってるのだ。
いい歳した大人が五人集まってるのに、毎回まるで小学生みたいな三択。気持ち悪い。
ラーメンが多くなりがちなのは、まだわかる。
お店の数も多いし、早く食べれて、安いのに満足度が高い。
焼肉と寿司が意味がわからないのだ。
この二つは頻繁に食べるもんじゃないでしょ？

私の家では、焼肉と寿司は特別なときに食べるものだった。
何か良いことがあったとき、久しぶりに会う人との食事、祝い事……そういうときに食べる食べ物だった。
「たまに食べるからこそ美味しさもひとしお」
感情という調味料があるからこそ、より美味しく感じた。
滅多に食べられないからこそ、テンションが上がる食べ物の代表格だった。

それなのに、バンドで集まるようになって、やたらと焼肉と寿司を食べるようになった。
メンバー全員、月末になると「金欠だ、金欠だ」と嘆くくせに。こいつらに計画性と学習能力は無いのだろうか。
曲が完成したときなど、節目の焼肉、節目の寿司ならわかる。
でも、週に数回、メンバーで集まって、ただ楽器をスタジオで練習して、焼肉を食べる。普通の日常の中の焼肉。もう私的には意味がわからないのだ。
『また焼肉？また寿司？』と思うようになるなんて夢にも思わなかった。
あんなに好きだった焼肉、あんなに好きだった寿司で、私はそんなにテンションが上がらなくなってしまった。あのウキウキ感を返してほしい！！
あいつらは、逆にお祝い事の時は何を食べるつもりなのだろう？気になってくる。
それともあいつらのカレンダーは毎日が記念日で埋め尽くされているのだろうか？おめでた過ぎる。

あと、「ラーメン、焼肉、寿司」のローテーションになると野菜が不足するのも単純に嫌だ。 
もしかしたら、私以外の四人は、野菜というものを知らないのだろうか？
もっと言えば、あいつらは「ラーメン、焼肉、寿司」以外の料理を知らないのだろうか？

私は別にお洒落なものをこのメンバーで食べたいとは思ってないんです。
このメンバーでパスタとか食べに行ったら場違いな感じで落ち着かないだろうし。タイ料理とかもあいつらの舌が理解できないだろうし。
お願いだから、頻繁に行くローテーションに「焼肉、寿司」を入れるのをやめてほしい。
焼肉と寿司には、ずっと私にとって特別な食べ物でいてほしいんです！！
将来、家族ができたりしたら、
「じゃじゃーん！！今日は焼肉でーす！！」とか
「運動会頑張ったからお寿司行こっか！！」とか
言いたいんです！！
私から特別な食べ物としての焼肉と寿司を奪わないでほしいんです！！
だから、バンドメンバーに伝えたい。
『もう毎回ラーメンにしませんか？』



最後まで読んでいただいて本当に有難うございました！！

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白神

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