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キングオブコント2024もリアタイ採点してみた

本記事、M-1、R-1とやってみたので、せっかくなのでKOCでも自分向けの記録の意味で今回も同じことをやってみました。
なお、他の一般的なお笑いファン同様にM-1>KOC>R-1というイメージの印象ではありますが、Wikiを見た限りM-1と同じく全ての回欠かさず見てた!
初回から見てる人って結構少ないような気がしますがどうでしょう?

結果だけ見るには「すべて表示」をクリックしてから「1本目まとめ」までジャンプして下さい!


はじめに

くどいので端折りますが、直近のM-1とR-1の時はこんな感じでした↓


採点のルール

・採点は審査員の点数が表示される前に瞬間的に行う
・全組差を付けることにはあまりこだわらない
・点数付けのレベル感は記憶の中のM-1のイメージと同程度とする

というわけでやってみました。
なるべく批評チックのトーンを消す自衛策で感想は簡潔に2行としました!


1組目:ロングコートダディ

93点 トップ出番から最終決戦のボーダーラインレベルと思えるネタ

  • 手数少な目なのに間と展開が絶妙で爆発的なラストまでずっと右肩上がり

  • 相当ウザい兎のキャラも面白いが、絶妙にセンスのない花束具合も最高


2組目:ダンビラムーチョ

92点 明らかに秋山が好きそうな『冨安四発太鼓』のアイデアが秀逸

  • ロコディと比べるとどうしてもピークが前半にある分点数は低くなる

  • 後半爆発力は欠けるが細かい合間のボケもほぼ外さずに終始面白かった


3組目:シティホテル3号室

92点 社会風刺的な観点も盛り込んだ設定が絶妙な超演技派コント

  • 何度か展開はあるものの初めの展開の驚きが大きすぎてそこがピークに

  • とにかく演技が上手くて驚いた。上手い・凄い>面白いとなるのが惜しい


4組目:や団

95点 キャラも乗ったハイテンションなツッコミがバチっとハマってた

  • やや下品ながら展開もツッコミもハイレベルで最終決戦確定レベルか

  • とはいえやはり下品だし、仕方ないがパンツの内側の肌色下着に冷めた


5組目:コットン

91点 エンタの神様でやってたら満足度が高いコントではあるが。。。

  • 凝った設定が続く中で既視感のあるパターンのためその点で見劣りした

  • 安定的に面白いとは思ったが賞レースで勝てるネタではないかな、という


6組目:ニッポンの社長

96点 今回一番好きなネタだが評価は分かれるのも間違いないネタ

  • 懐かしさを感じる原点回帰的コントで個人的には物凄く好き

  • テクニカルな展開なく一点突破で時間いっぱい押し切るパワーが凄い


7組目:ファイアーサンダー

94点 お笑いというより上質なコメディ風演劇を見たような気分

  • 切り口が非常に斬新で着想ポイントは満点を超えるレベルと感じた

  • 尺に対する起承転結の構成やシナリオが面白いというより上手い。


8組目:cacao

91点 ニッポンの社長同様に力技コントだが満足度は割と下がる

  • かなり笑えたが力技コントという印象。若ければ若いほど好印象かも?

  • 今まで見たコントで一番音響が凄いと感じた。誰が担当したのか気になる


9組目:隣人

89点 残念ながら個人的にはここまでで明らかに最下位と感じた

  • 『ゴリラ裁判の日』を読んだ身としては特に真新しさゼロの設定だった

  • 展開や大きな笑いもなく、2年連続チンパンジーネタはさすがに厳しい


10組目:ラブレターズ

92点 昔から好きだけど見飽きたせいで基準点が低めにセットされてそう

  • 見る側より大幅にテンションの高いツッコミは温度差で冷めてしまう

  • なんでこのネタ?とか片付けエグそうとかメタ観点での加点多め


1本目まとめ

自分の付けた点数は以下となりました。
明らかに趣味にハマったニッ社を除けばバラけ具合も含めて、
審査員と同条件の瞬間採点の割にそれなりに納得感ないですか?
(ラブレターズが優勝してる時点で全然ないかもですが)

①ロングコートダディ  93
②ダンビラムーチョ   92
③シティホテル3号室  92
④や団         95
⑤コットン       91
⑥ニッポンの社長    96
⑦ファイアーサンダー  94

⑧cacao          91
⑨隣人         89
⑩ラブレターズ     92

個人的にツボだったニッポンの社長が最終決戦に進めないのは賞レース的には仕方ないと思ったものの、や団もここで落ちたのは意外かつちょっと腑に落ちない気もしました。ラブレターズは弱めだった隣人の後だったというのがかなりプラスに働いたような気がしないでもないです。ロコディとファイアーサンダーの進出は順当な気がしました。


最終決戦

KOCは2本の合計点数で優勝を決めるので、M-1やR-1と異なり2本目も点数を付けてみました。

1組目:ラブレターズ 89点

  • 情景の面白さは感じるもののあまり笑いどころがない展開だったような

  • 金髪の溜口はかなりイケメンに見えたのでやはり顔の作りが良いなぁ、と

2組目:ロングコートダディ 92点

  • 世界観のあるネタで、この出オチ的設定の中では展開を続けて凄いな、と

  • 兎のキャラの面白さをかなり封印したのは単純にもったいないと感じた

3組目:ファイアーサンダー 91点

  • 1本目同様シナリオは良いが、暗転多用のため明らかにテンポが悪い

  • 面白いが想定の範疇で終始進み、裏切るような展開がなかったのが残念


見ていて感じたのは明らかに全組2本目のネタは弱くなったということ。
KOCの1本目も考慮に入れるシステム上これは当たり前なので仕方ない。
ネタが弱くなった割に点数水準はむしろ高めになっていたので、
これはちょっとテレビ的演出を強めに感じてしまって少し醒めた。
そう考えると去年のサルゴリラは2本目もかなり面白かったなぁ。
もっと考えるとロッチの2本目と比べるとみんなだいぶマシだなぁ。

2本目が軒並み弱くなったため、どこが優勝するか全く予想が付かず。
正直横一線感もあるので絶対ここだろ!という感じも特になく。
結果はラブレターズ。
そうかなぁ?という気もしたけど割と好きなのでこれはこれで良かった。
チョコプラやさらばを超える頂上小型コンビの栄冠という感じでしょうか。

全体のレベルとしてはかなり上がっている印象があって、
M-1の上位2,3組を除けば平均値はKOCの方が高いかも?とすら思いました。
これはM-1は優勝狙いの場合は強いネタを2本目に温存するので、
KOCの方が全組の最強ネタが見られるというメリットと、
2本目でネタが弱くなり尻すぼみ感があるというデメリットがありますね。


審査員の審査一覧

上記のようなまとめ記事が出ていたので改めてよくよく眺めてみました。
自分自身が東京03やシソンヌよりもバイきんぐ、秋山、かまいたちの方が好きなので、やはり『採点は好み』というのは間違いなさそうです。
眺めていると自分が単に『ラブレターズ』に辛いだけな気がしました。
「勇者ああああ」ファミリーだしかなり好きなはずなんだけどなぁ。


おわりに

1週間記事のアップを待ったおかげで、色々記事やらあれこれ出ていたのでせっかくなので特に好きなのをリンク貼っておきます。

👆おじゃマンボウの頃から信頼しているテレビウォッチャーの堀井さん


👆こたけ正義感のYoutubeは賞レースのあと必ずチェックする習慣ができた


👆現実的に現状では唯一の三冠達成の可能性のある賞レースの申し子の意見


というわけでM-1、R-1に続いてやってみました。
The secondとWは採点システムとあまりマッチしない感じなので、
今後もこの3つだけは習慣として続けたいと思います。
30年来のお笑い好きのその辺のサラリーマンのあくまで一意見です。
チラ裏に書いたら自分も後で見返せないのでって程度でございます。


おまけのおまけ

お笑いも好きですがメインの趣味はいつだってゲーム制作です!
ギャグ路線のゲームということでぜひ以下を遊んでみてください!
10万再生された実況動画もあったりして、微妙に流行りました!

👆ニッポンの社長が面白かったよなぁ、と思う方は特に是非どうぞ


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