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花を贈る

花を贈るのは良い。

計算で行なっているのでなければ、花を贈るというのは一番原始的で純粋な、好意を伝える方法ではないかと思う。


美しいが基本的には何の役にも立たず、最後には枯れて無くなってしまう。

ただ美しいというだけで、そのひととき美しいものを、贈りたいと思うことはすごいことではないだろうか。
それは愛情ではないだろうか。
私ったらかなり乙女なんじゃないだろうか。


少し前に友人が、「故人を思い出すと天国でその人の周りに花が散るって話聞いてからは、定期的に花散らすようにしてる」と呟いているのを見て、そうだったら素敵だなと思った。

少し調べたけれど、出典がどこかわからなかった。
でも素敵だ。出典がなくても素敵だから、きっと存在する。(?)

私が思い出す人たちのもとに度々花を贈れますように。




現世でも人に花を贈れたらいいんだけど、自分の母親以外に個人的に贈ったことはない。(と思う)


花、友達と遊ぶときに贈っても遊んでいる間邪魔になるよなぁとか、遊んでいる間に枯れるのではと思って結局買えない。


帰り際に買って渡すとなるとなんだか別れが盛大すぎる。恋人か?と思って買えない。

買おうと思ったことは何度もある。


しかし周りにいてくれる人々に好意は伝えていきたい、いかねば……と常々思う私です。



花を贈っても問題ない人は、「私は花を贈られても問題ないですよ」アピールしてくれたら花を贈ります。



それではまた。

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さかな
貯金

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