歩いて分割日本一周 Part 5 東京〜京都(東海道)1/3
はじめに
歩くのが好きだしいっぱい歩きたいな〜
やっぱり日本一周が憧れだな〜
でも会社員やってる限り無理だな〜……
でも、分割でなら日本一周できるよ〜!
例えば、今回みたいに京都まで歩いたら、次回は京都までは電車で行って、そこからまた日本一周を再開する感じですね。セーブポイントつくるイメージ。電車が本当に速いからこういうことができます、ありがとう。
あと、残念ながら歩きだけだと北海道と沖縄は行けないので、そこは大目に見てください。
今回はいよいよ憧れの東海道にチャレンジ!全日程10日とかなり長いので、記事を3つに分けました。
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1日目 2024/04/27 東京〜藤沢
日本橋を出発して南下していくコース。
新日本橋駅まで電車に乗り、そこから歩いて、スタート地点の日本橋まで行きます!
駅を出ると、早速江戸通りという東海道感溢れる名前が登場。
さらにちょんまげの展示まで!まだ東海道始まってないのに!
少し歩くと、日本橋に到着です。
まあ、この先は様々なビルが建ち並んでいるって感じで東海道感は全然無かったですね。
この辺の街並みは個人的にはあんまり面白くないので、黙々と歩いていました。なんか雨も降ってて大変。
1時間半ほどすると、品川駅に到着。
さらに少し進むと、やっと東海道らしい物が見えてきます!
一理は約3.9 kmです。大体8 kmくらい歩いたんだねぇ。
さらに20分ほど南下していくと、交流館なるものがありました!朝早くて閉まっていたのが残念……。
品川宿に入った瞬間、様々な史跡があちこちに現れて、本当に楽しくなりました。銀座とか歩いてる時は東海道らしいものが何も無くて、「ずっとこれだったらどうしよう……」って心配してたもんな〜。
どんどん進みます。東海道北品川という交差点で、少し東海道を外れると、本陣跡がある公園に着きます。本陣の説明は下記参照。
さて、東海道に戻って歩みを進めます。
国道15号線をさらに下っていくと、京急蒲田駅が見えてきます。
京急線は結構な割合で隣にいた気がします。
次に見えてくるのは六郷橋。多摩川を渡りますよ〜。
神奈川に入るとすぐに川崎宿が始まります。
実を言うと、この辺りの区間は何度か歩いたことがあります。川崎行く時、「品川で乗り換えるより歩いた方が楽しいよね」って時とか、終電が蒲田までしか無い時とか。でも、今日の自分は東海道を歩いてるんだ、って思うと、今までよりも断然楽しかったです。
川崎宿も、品川宿と同様に宿場町の盛り上がりを見せています。
交流館は3階まで展示があり、昔の旅人の服装があったり(実際に着用可)、水筒や枕などの道具があったり、めちゃくちゃ興味深かったです。なかでも当時を再現したジオラマは、デカくてインパクトありました。
さて、もう少しゆっくり見たいところなのですが、進まないとゴールに着きません。徒歩再開するよ〜。
そのまま進んで行くと、川崎駅近くの商店街に突入します。この辺でお昼を食べることにしました。
一番館は、川崎で遊ぶ時によく利用するお店で馴染み深いので、日本一周のルートに入れたいな、とずっと考えてました。
タンパク質と脂質を意識したメニューを注文。ちなみに、こちらのお店は正直メニューの当たり外れが大きいので、来店の際はご注意ください。ナスの炒め物は安定して美味しいです。
腹ごしらえも済んだところで、東海道に戻って南西の方に進んでいきます。
ルートとしては、15号線を外れてその西側を歩いてる感じですね。八丁畷からさらに10分ほど進むと、一里塚が見えてきます。
休憩の目安として設けられたチェックポイント。こんなに立派な形で残っているとは思いませんでした。
川崎宿を大分離れ、鶴見に差し掛かるところですが、この辺も結構東海道の雰囲気が残っており、案内板とかが各所に出ています。
そんなこんなで鶴見駅に到着です。出発から6時間くらい経過、大体今日の行程の半分くらいかな〜。
その後は再び15号線と合流します。
海に沿って国道を西へ進み、東神奈川駅の近くを通ります。この辺りになってくると、今度は神奈川宿の領域です。
なんかこの辺から急に坂道が出てきてビックリしました。いや、まあ今までが平坦過ぎたなあ。
そこから30分ほどで、今度は保土ヶ谷宿の面影が見えてきます。
本陣は、ここから30分くらい歩いたところにあります。思ったんだけど、宿場町ってめちゃくちゃデカくて、入り口から本陣まで全然遠い。
そこから少し歩くと、川沿いの松並木が見えてきます。
見附というのは、宿場町の出入口です。江戸方面(江戸方)と京都方面(上方)があり、日本橋から来ている僕としては、上方見附は保土ヶ谷宿の出口となる訳ですね。
そこから20分ほど歩くと、またしても坂道が!
なんでも、江戸から出発して初めての難所とのこと。道って、傾斜がついてるだけでこんなに大変になるんだ。
登ったあとも、台地の上を進んでいきます。
上りがあるということは下りもあります!焼餅坂と品濃坂を経て、元の標高に戻っていきます。
この辺の道は結構入り組んでるというか、ぐねぐねしていたんですけど、細かく案内板が出ていたおかげで迷わず歩けました。ありがとう。
坂を下って30分ほど、今度は戸塚宿の江戸方見附がありました!
見附の先は、特に史跡などの案内が多くなるので、ワクワクしますね。
これ以外にも、祠とか浮世絵スポットとか、色々ありました。
しばらく進んで線路を越えると、戸塚駅に着きます。
戸塚駅、本当にデカくてビビった。
駅から10分ほどで本陣にたどり着きます。
さらに10分ほどで上方見附へ。戸塚宿は結構小さめ?計50分ほどで終わってしまいましたね。
さて、戸塚を過ぎれば、あとは今日のゴールである藤沢まで一息です。道としては国道一号線を南下していく形。
それまではルンルンで歩いてたけど、やっぱ暗くなると多少精神にダメージあってワロタ。
暗闇と共に、藤沢市に突入します。
さて、藤沢の街が見えてきました。
大通りに合流する手前で、右に曲がるのが旧東海道のようです。
交流館3つ通ったけど、入れたのは1つだけでしたね……悲しい。
本日の東海道はこの辺で終了!ここからは宿を目指して東海道を外れます。
一息ついて、ご飯を食べに行くことにしました。とりあえず駅の方まで行くよ〜。
チーズは脂肪もタンパク質もいい感じなので積極的に食べてます。
帰って風呂入って寝ようとしたけど、コインランドリーが激混みしてて結局23:00くらいまで寝られませんでした……。
東海道、想像の100倍くらい楽しい!正直三重の山々の感動が忘れられてないので、街中を歩くのをちゃんと楽しめるか不安だったのですが(特に今日の区間って別に普段の行動範囲だし)、東海道を意識するだけで色んな史跡が目に留まり、めちゃくちゃ楽しめました。明日からも楽しみ!
2日目 2024/04/28 藤沢~箱根
ひたすら西へ進んで箱根のふもとまで行くよ~。
朝は5:00くらいに起きました。準備を済ませて、書きかけの日記を完成させ、6:30からの朝食に備えます。
GWということで、鎌倉や江ノ島から近いここ藤沢のホテルは大賑わいです。めちゃくちゃたくさん人がいて、朝ごはんにありつくまでに15分ほど並びました。店員さんもあたふたしてた。
湘南名物のしらすが置いてあって嬉しい。たしか伊勢神宮に行った時も東横インに泊まったけど、そこでもご当地のお茶漬け出してくれたし、いつもありがとう。
さて、ご飯を食べて準備を整えたら出発です!結局出たのは8:00前くらいかな。
まずは昨日来た道を引き返して、東海道に復帰します。15分ほどかかりました。
本当は東海道周りの観光地にも寄れるといいんですけど、あまりにも距離が長いため、それをやってるとキリが無いんですよね。泣く泣く断念。
小田急の線路を越えると、今度は上方見附です。
30分ほど歩いたところで、茅ヶ崎市に突入します。僕が小中学生時代を過ごした場所でもあるので、かなりテンションが上がってました。
少し前から国道一号線に合流しています。綺麗な並木道ですね。
さらに40~50分ほど進んでいくと、茅ヶ崎駅が登場します。
前回は、京都まで電車で向かう時に途中下車して寄りました。今回は歩いて京都に行くよ〜ということで、東海道を少し外れて寄り道です。
更に30分ほど、僕にとっては非常に懐かしさ溢れる道を、昔の思い出を振り返りながらどんどん進んでいきます。
ところで、東海道を進んでいると、道中では富士山が度々顔を見せますが、ほとんどが進行方向右手に見えます。ところが、左手に富士山が見えるスポットがいくつか知られており、その内の1つがここ、南湖の左富士です。
これ、東海道について色々調べてる内からかなり気になっていたスポットだったんですけど、この石碑、ガチで見覚えがあります。友達と遊ぶ時にここよくチャリで通ったもん。でも、なんて書いてあるかなんて気に留めたことも無かったです……。この道を「東海道」として歩いてると、色んな発見があって本当に楽しいな、と思いました。
このあたりで日本橋から60 kmらしい。
この道標、いつもは「距離なんて気にしたくないのに目に入って嫌だな」と思ってたんですけど、今回はまさに日本橋から来ているということもあり、目に入る度にまあまあ嬉しかったです。
どんどん西へ進んでいくと、川の手前で平塚市に突入。
そこを流れてる川は相模川、そして馬入橋がかかっています。
結構大きな川ですが、渡りきるといよいよ平塚の街並みが見えてきます。
七夕祭りで有名な平塚市。僕も七夕に遊びに行ってたのでそのイメージが強いんですけど、普段からワイワイしてるんだ。
ちなみに、もっと奥へ進むとなんかお祭りやってて、誰か歌ってましたね。いつでもワイワイしてて嬉しい。
街道があったところは商店街になっているようで、今でも盛り上がりを見せています。
ここから5分ほど歩くと、江戸方見附が現れます。
さらに10分ほどで本陣跡が。
この辺まで来ると流石に商店街のワイワイは無くなり、落ち着いた雰囲気の街並みになります。
やがて上方見附が……。
この石碑の本当にすぐ近くから、大磯町に入ります。
この辺から、何やら巨大な山が現れます。
最初、「箱根ってまだ遠いはずなのにこんなにデカく見えるの!?」とビビってました。ほかの山で良かった〜。
いい感じの川紹介コーナー。
時間も時間なので、お昼ご飯どうしようかな〜と思いながら歩いてました。というのも今日かなり暑くて、あまり食欲が湧かない……。こういう時は冷たい麺類がいいんですけど、糖質を摂る訳にもいかないしな〜。
と思ってたところで、「地魚」とか書いてあるデッカイ看板を見つけました。魚食べたい!!
どう考えても手動ドアみたいな見た目なのに自動ドアで、びっくりしました。
ガチで、ほっけって本当に美味しい。味噌汁もしじみのダシが出ていて美味しかったです。
さて、栄養補給も済み、体調は万全です。この辺からは松並木がずーっと続いていました。
国道一号線と合流してしばらくすると、大磯宿が姿を現します。
さらに西へ進んでいくと、何やら風流な建物が……。
鴫立庵という、俳諧の世界では有名なところのようです。さらに、湘南発祥の地でもあるとか。
一通り散策し終えて再び東海道へ。少し歩くと、大磯宿の上方見附が現れます。
国道一号を進んでいくことになりますが、並木が残っていていい感じ。日差しが強い日でしたが、木陰を作ってくれるのも嬉しかったです。
さらに進むと、なにやら地図上では国道一号線が緑に挟まれてるような場所を通過します。こちらは切り通しになってるようなのですが、本当に大きくてびっくりした。
切り通しから30分ほど歩くと、二宮町に入ります。
18きっぷで西の方へ行こうとすると、この辺りから雰囲気が変わって、旅が始まったな〜って感じがするんですよね。
二宮町に入って40分ほど、十八里の一里塚にたどり着きます。
なんだかんだ言って今回の旅で海が見えるのは初めてかも。東海道線に乗ってても、海が見えるとテンション上がりますよね。
川を渡ってすぐ、小田原市に入ります!
と思ったら再び二宮に……
そしてまたすぐに小田原へ……
この辺は市境がごちゃごちゃしてるみたいです。何があったんだ。
2回目の小田原突入から20分ほど歩くと、国道一号線77.7 kmの標が!
そのほど近く、今度は国府津駅が見えてきます。
電車乗ってても、国府津で降りることって中々無いので、駅の外側を見るのは初めてでした。
海沿いを南西へ進むと、一里塚登場です。
さらに30分ほど歩くといい感じの水路がありました。
さて、この先の川が酒匂川です!大きな川で、東海道の中でも結構有名なスポット。
酒匂川を渡り終えると、すぐに小田原宿の見附が見えてきます。
この道を小田原城まで真っ直ぐ……というのが、事前に調べていた旧東海道のルートだったんですけど、マップをよくよく見ると、途中で左に逸れないといけないみたいです!分岐点まで引き返して、ちゃんと正規の旧東海道を歩きます。30分ほどロス……。
この辺りは、小田原城もあるため結構昔の面影を残している感じがしますね。
小田原宿には本陣が4つもあったそうです!ほかの本陣跡の写真は割愛。
少し行ったところの広場に、箱根八里の案内板が出ていました。へ〜標高にして800 mくらい登るのか〜……。高尾山を軽く超え、筑波山に肉薄しています。ヤバ。
この案内を見てから、明日の予定を考えながら歩いてました。明日は大体60 kmくらい歩く予定で……さらに傾斜もあって……14時間くらい見ておかないとダメだな……ということは6:00に出ても20:00着か……。ヤバイ。
今日早寝しないと大変なことになるぞ、ということが分かったので、気持ち的に結構焦りが出ました。さらに、このタイミングで日も暮れ始め、メンタルに攻撃を受けます。
小田原城付近のワイワイを抜けると、一気に道の雰囲気が変わります。
この辺りから箱根登山鉄道沿いを進んでいきます。
入生田駅を過ぎてしばらくすると国道一号に合流。
大分暗くなってきて気持ちもはやりますが、落ち着いて、ペースを維持することに集中します。
やがて川に突き当たり、街の灯りが見えてきました!
本日の宿はこちら(の別館です)。
時間も無いので早速ご飯を食べに行きたいところ。でもあらゆる飲食店がめちゃくちゃ混んでる!!まあGWだもんな〜。
結局、宿から近い焼肉屋さんに落ち着きました。
こちらも沢山の人で賑わっており、いわゆる”焼肉”のような、肉を焼く用のテーブルは空くまで時間がかかりそうだったので、肉焼かないでいいですよ〜と申し出ました。でもそっちのメニューは丼とラーメンで構成されており、3ヶ月ぶりに米を食べることになりました。まあ明日登山だし、糖質摂取しといた方がいい。美味しかったです!
温泉街、本当はゆっくり散歩したいけど本当に時間が無いよ〜。
温泉に浸かって体を休め、即就寝。気合いを入れて明日を迎えます。
3日目 2024/04/29 箱根~富士
箱根を越えて静岡へ!
朝はコンビニで買ってきたごはんを軽く食べて、6:30頃にスタート!箱根湯本は近くに川が通っていて、綺麗な橋まで架かっているので、すごく気持ちのいい朝を迎えることができました。
さて、この辺りから東海道に復帰です。三枚橋という橋を渡って、国道一号線を逸れ、山の中に突入していきます。
スタートから30分ほど進むと、東海道らしいスポットが見えてきます。なんでもこの坂を下ると石畳になっているそう。
土道だと雨が降った時にぬかるんで大変なことになるので、石を敷き詰めて舗装していたようですね。東海道では、度々石畳が登場しますよ。
下りきったところでは、良い感じの橋が迎えてくれます。
この先の道、なんかマップにも載ってないし、どこに続くか不明だし、怖かったので引き返すことにしました。多分東海道はここで途切れちゃってるんだよね。
そんな感じで進んでいると、どう考えてもさっきの猿橋から続いてそうな道を発見……。
これ絶対東海道なので、この道を進むことにしました。さっき怖がらずに進んでおけば……。
さらに来た道を引き返します。行ったり来たりで大変だ~。
気を取り直して進んでいきます。
スタートから1時間ほど、さらに石畳の道が登場します!
シンプルな山道を提供されて驚愕しています。
幻想的だし、歴史を感じられて嬉しいんですけど、そもそも登り坂って息が切れて大変だし、石畳ってやっぱアスファルトと比べるとめちゃくちゃ歩きづらい!!ごつごつしてるので1歩1歩のバランスを取るのが大変です。
20分ほど登り続けると、建物が見えてきます。この辺りは観光地として賑わってそう。
登り坂が一段落したと思いきや、まだまだ試練は続くようです。ひたすら登り続けますよ〜。
登るのってやっぱ大変だけど、その分景色が良くて最高ですね。今年は登山にもどんどんチャレンジしていきたいな〜。
さて、まだまだ登りが続きます。この先は階段ゾーン。
階段って坂道とはまた違った筋肉を使う感じがして、一層キツイですね。でも、歩いて苦しくなれたのってかなり久しぶりだったので、嬉しくてニヤニヤしてました。
標高も大分上がってきました。なんか、標高によって植生が変わるよ〜みたいな立て看板があった気がします。
この辺から一旦下りになります。芦ノ湖は近い。
下りの方がキツイみたいなのありますけど、息が上がらない分、個人的には全然下りの方が楽ですね。
そしていよいよ芦ノ湖に到着!
あたりには遊覧船乗り場とかもあってかなり賑わってました。近くにコンビニもあったので、おでんのたまごを食べながら、芦ノ湖を見て休憩することに。ここのセブン、やたらおでんコーナーがデカくてビビった。
さて、歩みを再開してすぐに、富士山が綺麗に見えるスポットが。
芦ノ湖の周りは結構平坦な道で助かりました。
しばらく進むと、箱根の関所が見えてきます。
500円でなんか見学できるみたいです。通り抜けるだけならお金はいりません。
さて、観光地ゾーンを抜けると、またしても登り坂が始まります。
芦ノ湖から50分ほど歩くと峠の頂上です!箱根峠という交差点で県境を迎えました!
結局今日始まってから18 kmくらいは登りっぱなしだったな〜。
さて、ここからは下りです。国道を逸れて旧道へ行きたかったのですが、台風の影響で通行止めとなっていました……。国道1号線へと迂回します。
30分ほど歩くと、山道へ入ることになります。
さらに15分ほど、今度は三島市に到着です。
この先もずーーーっと下り坂です。まあ、ちゃんと踵から着地して、太ももの筋肉を使って歩くようにすればそんなにダメージはきません。呼吸も乱れないので、やはり登りよりはマシですね。
とはいえ、流石に下り坂が長過ぎる!集中を切らさないようにして歩いてるので、結構疲れますね。
こちらは日本一長いつり橋とのこと。一度、友達と旅行した時に遊びに来たことがある、思い出の場所です。その時は三島駅から歩いてスカイウォークまで来たので、今回はその道を逆走することになります。
三島の市街を抜けて、さらに歩き続けます。三島駅周辺は結構観光客でにぎわっていました。
両サイドに一里塚が残ってるのは結構珍しい気がする。
時間としては14:30頃、お昼ご飯を食べたいな~とずっと思っていました。でも、このくらいになってくると、大体ランチの時間終了してるんだよな~。
そんな中、雰囲気のよさそうな和食屋さんを見つけ、まだやってそうだったのでこちらでお昼をいただくことにしました。
お刺身は皮の方を軽くあぶっているようで、香ばしくて美味しかった!唐揚げも優しい感じの味つけで良かったです。
徒歩を再開。引き続き西の方へ進み、沼津宿を目指します。30分ほどで一里塚を発見。こちらは公園になっていました。
さらに15分ほど進むと、沼津の駅前に到着します。
沼津は旅行でも来たことがあるほか、掛川→沼津のおよそ100 kmの区間を友達と歩いたこともあります。なので、ここから掛川までは、その道の逆走ですね。
さて、ここからの道、先述の100 kmウォークの時も思ったことなのですが、かなり単調な道となっています。海沿いの住宅街をひたすらまっすぐ進み、次の宿場町である原宿を目指しますよ~。
いや、本当にまっすぐな道でただでさえ単調なんですけど、変化に富んだ山道を下りてこの道を歩くと、対比によりますます苦しい気がします。JRをなぞる感じで歩き続け、18:00頃には富士市へ突入です。
そこからも無心ですね~。なんか極端に写真の枚数が少なくなっててウケる。お次の写真は1時間後のもの。
今までは暗くなると精神的なダメージを食らっていた僕ですが、なんかこの日を境にあまり苦しまなくなった気がします。成長なのか、単に日が長いことが影響しているのか……。要検証ですね。
さて、1日目は南湖の左富士を紹介しましたが、ここ吉原宿の近くでも左富士を見ることができます!!
……が、日が落ちてきて見えるかどうかギリギリ!!頑張って歩きます。
こちらは南湖と違って、ずっと視界に富士山を捉えることができるので、富士山が段々と右から左へ移っていく様子が観察できます。その様子を動画にも撮ったのですが、後から確認すると暗くてよく分かりませんでした。肉眼だとギリ見えたんだけどな~。
左富士から15分ほど、岳南電車の吉原本町駅を通過。
この辺りから、商店街のアーケードが展開されていました。
吉原宿の街もこの辺にあったようで、案内板とかが出ています。
なんか本陣跡は見つけられなかったな~。
この時、時刻は19:30頃だったのですが、明日も6:00には出ないといけません。時間を短縮するため、夜ご飯はコンビニで買っていくことにしました。こうすることで、ホテル到着即風呂→コインランドリーで洗濯→その間に夜ご飯を食べる、という動きが可能になり、30分から1時間ほど時間を節約できます。
明日の朝ごはんも一緒に買い、大量の食糧と共に今日のラストスパートを歩き切ります。
なんだかんだでスーパーホテルには初めて泊まりましたが、色んなところに睡眠に対するこだわりが現れており、結構良かったです。枕選べたり、冷蔵庫が静かだったり。部屋が薄暗いのもその一環のようですね。
今日は標高850 mの峠を越え、全長65 kmの道を歩くという結構過酷なコースでしたが、なんとか歩き切ることができました。夜ご飯はタンパク質をたっぷり摂ります。明日も早いので即就寝、なんでこんなタイムアタックみたいなことになってるんだろうな~。
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