いつからうつだったのか
うつ病と診断され早四日目。
今日も元気に仕事に向かう。
既に同僚、上司にはうつ病であったことを報告、特に隠す気もなく、今までと何ら変わらず仕事をしているが、上司が気を使ってくれ、19連勤の予定が10連勤程度ですみそうだ。
月末に大きなイベントを控えている故、連勤はしかたないのだが、なにしろ眠い。やる気がでない。薬の影響で、猛烈な感情の起伏は抑えられているが、とにかく、眠い。
そして、うつ病であると自覚してしまったが故に、頑張れない。いや、頑張ってしまわないよう心がけている。
恐らく、これ以上がんばると、死んでしまう気がするのである。
10数年前、いわゆるブラック企業に勤めていた頃、心を病んだ。
当時大卒一年目、広い世界など見えず、命を絶つことまで考えたことがある。
幸い、家族の支えもあり、社会復帰にいたり、転職を経て、今の環境があるが、きっとその時から、うつ病だったのであろう。
当時は適応障害と診断されたが、きっと俺の心は、その時点でバラバラになったものをつなぎ合わせた、ボロボロのまま年をとった。
そんな状況で12年過ごし、ここでうつ病と診断されたわけだ。
少し、休んでもいいんじゃないかなと思う。
長い人生でひと月やふた月休んだところで、なんだというのか。
良くも悪くも、仕事は組織で成り立っている。
妻も、休んだらと言ってくれている。
もう疲れたのだ。ゆっくり休んで、眠りたい。